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酒々井の夜明け

多様なレンズを通して鉄道を見つめるNikon持ちのブログ 

【写真の効能書き】 第13回 写ルンです の現像時にCD書込みを頼んでみた

はい、タイトルどおりの事をしていきます。

前回の2月頭に山陰へ行った回で使った『写ルンです1600 Hi・Speed』の処理が上がってきましたので中身をお見せしたいと思います。

_DSC6503-501.jpg
「現像のみ、データで欲しいのでCDをつけて」とオーダーしました。そうしますと、入れ物から取り出した中身がこのようになります。
※52mmのレンズキャップは念のため大きさ比較に。

CDの下にあるものがネガで本来の原本です。


_DSC6501-501.jpg
インデックスもついています。画像データだけで日付等はついてきませんので、忘れないうちに何らかの形でメモを挟んだり、直接入れ物のビニールに書き込んでもいいかもしれません。


初回の場合はPC内で専用のメニューをインストールする作業があります。左下の「画像を書き出す」で任意のフォルダを指定しますとコピーができます。入っているデータは1840×1232ですので、2Lサイズ程度の出力にも使えます。



データをリサイズした中身はこちら

FH000035-501.jpg
煙突の排気を描写している辺り。さすがです


FH000015(1)-501.jpg
晴天下の様子。


       FH000031(1)-501.jpg
無限遠メインで狙ったものを。今月末でここの線路は地図から消えます。



       FH000007-501.jpg
行きがけのサンライズ出雲で撮ったものです。

真っ暗なシチュエーションですとシャドウ部の情報がありません。ラチチュードの限界ですね。

ラチチュードは、ネガフィルムが持つ露光の過不足を調整してくれる許容範囲です。露出を組み立てる際に「ここまでの間で」といったような停止線と言ったところです。写ルンですは露出が固定ですので、それの過不足の範囲を超えてしまうとこのような画像になります。

上の煙突のカットは逆に明るすぎていて白のみとなり、空の情報がまったくありません。






お値段へ行ってみましょう


現像代 700円程度
CD書き込み代 800円程度

※写ルンです(1000円程度)は別買いです。このプランはプリントを指定していないため、プリント代金を含みません。

あわせて1500円程度になります。お店・DPEによって値段が変わりますので、依頼する際は必ず見積もりをとってください


最後に
先日、大学時代の同期にお会いする機会があり小耳に挟みました。同じようなプランを依頼してCD化し、「ネガはいりません」と言われたケースがあったそうです。これには私も衝撃の裏に「しょうがないな」がありました。

いわば「果実はいるが(それが成る)木は要らない」
といったところですね。CDに万一なにかあった場合、原本であるネガが頼りになります。CDで画像をみてピックし、ネガをDPEに持ち込んでプリントももちろん可能ですので、もしそれが大事なものでしたら必ず保管してください



今回使用した『写ルンです1600 Hi・Speed』の製品紹介ページはこちら↓
http://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/utsurundesu/superior/1600hispeed/index.html

3月末で出荷終了になる製品ですので、ご興味がございましたらお早めに入手を・・・。
※ISO400のシンプルエースは今後も手に入ります。



今回のまとめ
お出かけのお供に無二なお土産を残しませんか??
  1. 2018/03/13(火) 18:45:30|
  2. 写真の効能書き
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【写真の効能書き】 第12回 画角


いろいろ込み入った解説に行く前にこれを挟みたいと思います。


ここでは、同じ場所からレンズの焦点距離を変えて撮ったらどのように変わるか、かなり簡単にざっくりと解説いたします。
広い焦点距離から沢山並べて行ってもいいのですが、比較的メジャーな数字を抜粋してシンプルに載せたいと思います。


_DSC9802-501.jpg
24mm


_DSC9808-501.jpg
50mm


_DSC9813-502_201801181824295d8.jpg
135mm


焦点距離の数字はFXフォーマットです。

数字が小さいほど広く撮影でき、数字が大きいほど狭く撮影できます。

24mm・28mmなど、だいたい50mmより数字の小さいレンズは広角レンズと呼び、50mmよりも大きい数字である135mmなどのレンズは大まかに望遠レンズになります。
なお、50mmは一般的に標準レンズと呼ばれます。



広角レンズ は四隅が外側へ引っ張られるパースペクティブ(「パース」と呼ばれる)が発生し、手前の物と奥で遠近感が作れます。ここでは手前の建物と奥の橋で距離が生まれ、画面内で広く見せる事に貢献しています。


標準レンズ はパースペクティブや圧縮効果がありません。だいたい「見たまま」か少し凝視したくらいの画角になります。
癖がないため、寄ったり引いたりして多彩な表現を作ることができます。


望遠レンズ は前後の情報を圧縮して引き寄せる効果があります。橋の向こうにある建物や、ひとつ奥に見える橋を近くに捉えています。




まだまだ奥深いのですがこの回ではここまで。



今回のヒント
この記事の画像を、すこし離れた位置から見てみてください。




制作側としては月に1回以上のペースでご紹介できればと考えております。しばらく基礎的な内容を続けますが、いずれ・・・。



  1. 2018/01/19(金) 21:00:03|
  2. 写真の効能書き
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【写真の効能書き】 第11回 簡易防湿庫の作り方

過去記事の使いまわしでございますが、こちらでカメラの結露対策を膨らましてご紹介いたします。

      
更新しているこの時期は雪のシーズンです。悪いコンディションでの撮影含め、やる際は自己責任でお願いします。



9347-501_2015012923005978b.jpg
用意するものは
・ F・Rキャップ
・ 乾燥剤
・ タオル
・ ビニール袋(ボディが入りきるもの)

★手順★
しまう前
・屋外での撮影が終了したら、レンズとボディはばらさずに駅構内のコンコースといった気温のあまり変わらない屋根のある場所(雨雪にさらされない場所)まで移動する。
・良さげな場所まで来たら、ばらして速やかに水気を拭けるだけふき取る(ふき取ってばらすもアリ。そこは濡らした規模に応じて)。

しまう時
・ボディキャップを付けたら、以下のように包みます。

9348-501.jpg
タオルの上にカメラがくるようにして、乾燥剤はキャップの前に置きます。

気密になるアイピースがついている機体の場合は外しておきます(アイピースと接眼ガラス間での結露防止)。

9349-501.jpg
包むようにタオルを包んだら、あとは袋にいれるだけ。

出来るだけ大きさに余裕のある袋を選んで、ほぼ完全に密閉できればOKです。

その後は
暫く(少なくとも2時間前後)は使用不能にさせておきます。ノンストップで撮影を続ける場合は、できるだけ予備機の携帯をお勧めします。暖房の効いた部屋に暫く居る場合は、出来るだけ鞄の中で外気の影響を受けにくい場所に置いておきます。

かつて結露でD700を故障させたことが3~4回あります。修理費はさておき、事前にやれることをと思いこれに行きつきました。






        5346-501.jpg
先日、無対策でどうなるか試しました。

1時間半くらい雪が降る上毛高原でD4を出しっぱなしにして撮影。引き上げたら水気を拭き取って何もせずに鞄に入れました。





_1250732-451.jpg
3時間弱して鞄から出して様子を見てみます。無事にチルドから解凍されていました。機体の温度が戻りつつあったので、この後は水気を拭き取ってしばらくそのまま放置しました。

これを幾度となく繰り替えていたら以前まで主力で使っていたD700は故障しました。




今回のまとめ
少なくとも空調は避けて通れません。多少の初期投費で守れる機材があります。




なお、独断による行動及び提案なので、自己責任でお願いします。そのままにしておくよりは、、、程度にご参考にしていただけたら幸いです。

ならびに
まだ北陸・上信越地方でしか試していません。その点は補足で付け加えておきます。

  1. 2018/01/05(金) 00:49:13|
  2. 写真の効能書き
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【写真の効能書き】 第10回 鉄道写真 -その1- 停車中の列車を撮る

みなさま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ当ブログと中の人をよろしくお願い申し上げます。

さっそくですね、Twitterでも触れました鉄道写真について枠を沢山設けて、少しずつ、慌てることなく、ゆっくり解説をしていこうと思います。



なお今後、幾度となく申し上げることかと存じますが、これが最適解とは限りません。疑問が発生しましたら他媒体を参照したり、ご自分でやり方を開発したりして、本記事群はあくまで「きっかけ」としてください。

このほか、解説で制作した作例でございますので、結果が満足な完成度でない場合が多々発生いたします。目的を設けて動き、設定してしておりますのでこの点もご容赦ください。

今回は駅で停車中の列車について解説していきます。
基本的に車両が写るカットは頭から最後尾まで写っているものが一般的になります。



では見てみましょう。


_1250788-250.jpg
ご覧のように枠内に収めます。紙出力などを加味するため、出力するアスペクト比によって上下左右に余裕を設ける必要が絶対にあります。

先頭車の顔と後ろの連なった分でなにやら対比があるようですが、ここでいま拘っていてはキリがありません。気兼ねなく始めるのが手頃です。
また、画像のような場合は線路を1つ跨いでいるので対向列車が入ってくる場合があります。安全のため黄色い点字ブロックの内側から撮影します。乗客の流動もありますので、周りの配慮にもご注意ください。

まずは手ぶれと周りに気を付けつつ画面内に被写体を入れるだけで十分です。

忘れがちでございますが、運転席に向けてフラッシュ撮影は厳禁です。運転手の目に残像が残り、運転の妨げになります。AF補助光も含みますので、うっかり光ったという事が無いように、撮影前に設定の確認が必須です。


_DSC3031-501.jpg
停まっている列車と同じ番線だったり、編成が入らなかったりなども多々あります。残せる形で撮るといいと思います。


また、自分以外にも撮影している方がいらっしゃるケースもあります。先着の優先が原則で、空いているスペースに入るか、一声かけたりアイコンタクトをとったりして入れてもらいます。もし逆の場合は、ある程度撮ったら直ちに場所を譲り、後着を入れてください。列車にも停車時間があります。


今回のまとめ
撮ったらすぐ退きます。この動作はそこまで時間はかかりません。


撮影は既に始まっています。こちらから過去記事の目次に飛べますので、併せてご覧ください。


さて、解説で使う素材集めしましょ



  1. 2018/01/04(木) 11:53:00|
  2. 写真の効能書き
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【写真の効能書き】 第9回 ピント

今回も気楽なやつでいきます。思い付きなので直ぐ入る内容で考えております。


ここでは「ピント」について小指の頭で触れます。実際にみてみましょう...





       14161-501.jpg
手前の駅看板にピント


       14162-501.jpg
奥の建物にピント


これにあたりましては、写真に縁のない方でも肉眼でものを見ている以上は関わりがあります。写真も変わりがありません。

またピントを自ら意識してつくるメリットは意図したものを見せる効果もあります。撮影前にひと手間加えてみませんか。


今回のまとめ
カメラに搭載されているレンズは“眼”そのものです。



ここでさらなる拡張として、この回につながります。併せてご覧いただきますと幸いでございます。



  1. 2017/10/19(木) 13:44:41|
  2. 写真の効能書き
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Party now(2019/10/05)
Body
・D850 × MB-D18
・D700 × MB-D10
・D7100
・F2 Eyelevel(black)
・F-501
・U

・Konishiroku Pearl II
・RICOHFLEX Dia
・LUMIX DMC-GF1


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・NIKKOR H Auto 50mm F2
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・TAMRON 02B


・AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR
・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
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・Ai-S Zoom-Nikkor 80-200mm F4

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