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酒々井の夜明け

多様なレンズを通して鉄道を見つめるNikon持ちのブログ 

陽光を追う 3

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数秒後のために何を取るか




前回の続きになります。


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D850 AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR

 途中下車した駅の正体は「特牛(こっとい)駅」です。この駅に関しては書籍で知る機会やほかの媒体で目にすることが多く、113系が1本でも停車する房総各線の全駅下車時代(2010.07.25 完遂)から、降りてみたい駅の一つでありました。すごく気がかりなのは猫が3匹いらっしゃったところ。改札と建物を仕切る引き戸は案の定、つめみがきの餌食。人馴れしていますので少々心配な面が可視化できます。

ホームに続く階段を上がろうとすると、ラッチで駅係員をしたがる子がいたので、南大嶺からの切符をみせて前足で確認してもらい通してもらいました。

特牛駅のホームは島式で駅舎側にかつて線路があったことを伺わせます。駅前からバス便がある点など少し想像の外であるものの、ホームだけは秘境と思わせるものがある駅でした。



img785-501.jpg
RICOHFLEX Dia
Film:PRO160NS キハ40 2044(手前) を跨線橋から観察する

 小串では20分ほどの停車。荷物はそのまま、貴重品とD850・RICOHFLEX だけをもって気分転換です。折角だったので基礎的な方法と近いものに倣い、車輛を多様な角度から撮影します。なにせ、今回の相手は単行でありますので。

単焦点レンズだけでも17mm(魚眼は含まない)から600mmまでのレンジを取扱い、画角を体感で得ていく反復を7年程度やってまいりました。そのうちに、ぼけの発生量や圧縮の度合いを目で観察したりイメージができるようになり、たとえば対岸から同じ対象物を撮影するとどうなるかといった、イメージの短絡性を上げる結果へとつながるのでした。

とはいえ実用性は現場が判断いたします。体感で動き、ズームレンズでおさえる。本音を申せば単焦点レンズで動くより難しいプロセスと思います。


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D850 AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR 幡生で乗換え 山陽本線に入る823D



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D850 AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR  小野田港駅 さながら残された力で保たれた生き写しの空間


 さあさ、小野田を経由して戻ってまいりました。座席が埋まる1234Mを後に小野田港駅から雀田までのロケハンを敢行します。

D850+AF-S24-120/4Gのセットを右手に新沖緑地の県道を跨ぐ踏切をはじめ、なるべく線路に沿うように拓けた場所を逃さずあたり、雀田まで30分で踏破です。日差しは今日の終わりを目指していました。

戻ってきた1235Mを見送ったのも束の間で小休止を寸分もったと思えば、そのまま浜河内の踏切まで休まず再び進みます。








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D850 Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D 本当はもっと少ない光量で黄色の反射率をつかい車内灯を活かしたかった


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(下から3コマ共通)
D700 AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR  辺りを見回せば稲穂が垂れる秋の装い



 今回、D850が出ずっぱりなのはロングランにおける運用試験が大きいです。いま我が機材群で最前線を護り、旗艦3代目であるD4から可能性を睨み続けることを受け継ぎ、真価を見据えています。

40日程度の慣熟運転で必要なルーチンは作り上げて、終車の撮影に臨んでいきます。
しかしながら今回は通過前から負けが確定の消化試合。日没迫る太陽は退勤してしまって残りの光量は無駄に多く、望んだ条件には15分は早い。

何をぼやこうと列車は待ってくれないんだ、大人しく諦めろ。また来ればいい。


























必ず借りは返しに行く。絶対だ。 この手で、必ず下す。
















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D850 AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR 

 9月14日。 防府で迎えた朝は早く。
徳山までの降りようと思った駅に下車して最後の残響とします。


陽が上る前の戸田(へた)では32GBのXQDカードを使い切る程度に歩き回り、新南陽では眩しい朝陽を迎え、昼までに東京まで戻らねばならないことへの踏ん切りをつけました。




… … …


去年の9月は山陰迂回貨物をアプローチし、どの一幕でも気の抜けない撮影が続く大勝負でありました。
今年はといえば静かに、蓋を開けに行くもの。次からは机上で対策を練られます。

今回の撮れ高は少ないです。また、余程のことが無ければ手元に残すつもりでいる、投入後まもないD850と今後は何を見つめていくのか。期待値だけが左手に握られている行程でした。






それは西にある  恐ろしくも儚い



おわり

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Party now(2020/06/18)
Body
・D850 × MB-D18
・D700 × MB-D10
・D7100
・F2 Eyelevel(black)
・F-501

・Konishiroku Pearl II
・LUMIX DMC-GF1


Lens
・GN Auto NIKKOR·C 45mm F2.8
・NIKKOR H Auto 50mm F2
・NIKKOR P・C Auto 105mm F2.5

・Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D(借入中)



・AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR
・Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED〈NEW〉
・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
・Ai-S Zoom-Nikkor 80-200mm F4

・LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
・M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
・COSMICAR TELEVISION LENS 25mm F1.4
・Industar61 52mm F2.8

Scanner
・EPSON GT-X830

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