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酒々井の夜明け

多様なレンズを通して鉄道を見つめるNikon持ちのブログ 

陽光を追う 

_DSC8351-501_01.jpg

西で待つもの ふたたび



『行く』か『行かない』かの選択において二つにひとつ。

しかし、沈黙とし何もせずして失われるものは一つでも少ないほうがいい。



時刻表の表記だけでは真実を掴み切れない。


_D7X6990-501_02.jpg
D700 AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR
徳山駅 降車後。乗ってきた列車の案内がまだ出ていた。


令和元年 9月11日。
散々とあきれるほど悩んだ末、東京都区内→(新幹線・徳山・山陽・宇部・小野田・山陽)→北九州市内の往復切符で西へ向かうこととなりました。

新大阪で敢えてさくら号へ。適度な愉しみと、新幹線は徳山まで。素っ気ないものであります。新山口でだいぶ待たされ縺れた時計の針を見計うと、宇部新川に着きます。


_DSC8321-501_01.jpg
D850 AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR
予習の外で不意。これも収穫とします。

9月12日。
今回の目的は宇部線・小野田線で走り続ける123系の運用ルーチンを把握し、可能な限りカット数を増やすこと。

被写体自体が少々特異であることが背景にあり、運用次第でもろもろ細かい行程を変更しなければならないところ、撮影方法もガラッと変えなければならないところ、見落とし一つでどこかが崩れる難度の高い案件と考えておりました。

あらかじめ予習として123系の運用をポケット時刻表に書き込み、それぞれ専用の色で仕分け、覚えやすい特徴で頭に入れておりました。しかしながら宇部新川構内の配置をみなければ次の一手はありません。しばらく始発から構内を観察して、歩き回りながらメモをとっていました。



_DSC8407-501.jpg
D850 Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D
朝の本山支線を担うクモハ123-6 

朝の運用は一つ駒をすすめたらプラン修正が利きません。
この日は晴れの光線を活かし、雀田から歩き、浜河内の撮影場所から側面を強調したカットを試みます。

5両在籍の123系を、被写体として外から観察すると2・3・4と5・6で大きく分別され、前者は側面に方向幕、後者は前面に方向幕、そのほかは窓の形状、扉は引戸か両開きか。

クモハ123-6を撮影したこのカットにおいては、さらにトイレのある側面のため大きな窓が2か所しかありません。検査をした後なのか足回りも一部が塗り直されていてここも息遣いがあり、独自の進化を経て今にとどめている印象です。

宇部新川からの1番列車は重厚な足取りでこのまま終点を迎えます。


       _DSC8462-501_01.jpg
D850 New NIKKOR 300mm F4.5 (×1.2クロップ)
この幕は雀田折り返しの1往復だけ

1度目の折り返しは呆気ない速さで戻ってきてしまうため、少し移動した切通しでは体勢がきちんととれず没としました。
あと1往復で朝の本山支線は終了です。

仕方なしに長門本山駅まで歩いていくと、7:36発の宇部新川行きを待つ方がいらっしゃいました。最終的には私を含めて10人弱に。
駅ホーム脇の道から往路2本目を撮ろうにも光線の都合で却下。ホームから前面幕をみせる方法でいただきました。






img827-501.jpg
写ルンです1600 Hi・Speed
停車しきる直前から、乗るために歩きだすまでの一瞬で拾いきる

小野田線では105系の運用が1往復だけ設定されています。

長門本山からのクモハ123-6を雀田駅で敢えて降り、小野田から来る105系を待っていると、明らかに2両は入りきらないホームの長さを観察できます。実際にやってきた現物と現状をみると納得がいきました。車内は高校生が大半。2両で立ち客が目立つ混雑率と来て、理にかなった選択です。

終点の宇部新川で宇部からの3連に乗り換え。高校生がたくさん下車する中に混じりぞろぞろと出口へむかう琴芝駅構内。
23区住まいに馴染みのない整理券方式による運賃精算でありますが、「長門本山」の整理券をもって降りる際は、車内で運賃表を見てよく確認し、過不足なく小銭を整理券で包んで集札箱へ。

乗ってきた3連の1本後発で来る新山口行は、先ほどの本山支線からのクモハ123-6が小休止を挟んでやってきます。納得の前にこれも落とさずに。


列車も望むものがすぐ来ないので歩いて宇部新川駅まで引き返しました。近辺は街中であり、宇部よりも中心街を思わせます。



img755-501.jpg
RICOHFLEX Dia
Film:PRO160NS

宇部新川からは都区内からの往復乗車券に切り替え。1番・3番ホームには123系が並んでおりました。

筆者は手前の小野田行で九州へ。
ここまで書いていて、ただただ黄色いキャラメル箱を追いかけています。改めましてこれが今回の本懐であります。


ご安心ください。やりたいことは一途にいたしませんから。



つづく


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