FC2ブログ

酒々井の夜明け

多様なレンズを通して鉄道を見つめるNikon持ちのブログ 

レンズの話題 40本目 【AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED】

今回のレンズは特別です。

とにかくまいりましょう。40本目を飾るためにとっておいたこのレンズを。。。

































DSC_3906-501.jpg
AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G EDです。

私の写真観をかえた超広角ズームレンズです。


DSC_6372-501.jpg
まずはわかりやすい作例から。

14mm側の画像ですが、とにかく広いです。

        _DSC7800-501.jpg
パース(放射状に引っ張られる四隅の伸び)を使って画面をつくっていきます。

これは28mm以下の広角レンズ全てにいえることです。


_DSC9000-501.jpg
こうみると、24mm側は狭く見えますね。



       _DSC6693-51.jpg
広いとはいえ、フィッシュアイではありません。


_DSC8484-501.jpg
強光源ではゴーストが発生します。

しかしナノクリスタルコートを搭載しているため、ゴーストがかかっているところは絵が破綻しにくくなります。


_DSC9607-501.jpg
安い超広角を使って開放で撮ると周辺が甘いそうですが、まず気になりません。


_DSC8804-501.jpg
広さで見せるのに、必ず広い場所に行かないといけないわけではありません。

ヒントは点の置き方です。



        _DSC0755-501.jpg
こちらは14mm側でF11にて


_DSC8742-502.jpg
先日の月食に本レンズを連れていきました。一部ですが多重合成で。

古いレンズで味を占め過ぎたせいか、「こんなもんかあぁ」と。前玉表面の結露に気付かず、撮影列車が通過した後に気づきました。慢心、ダメゼッタイ!!


_DSC8807-6501.jpg
少し加工して1コマ。昨年の初夏に撮ったお気に入りです。



燃え移る前に感想へ入ります。

フルサイズに付けて、まず大きな前玉にビビります。つづいてファインダーを覗いて広さにビビります。とにかく広いレンズです。

AFは静粛なSWMモーターで爆速です。D700やD800のBPなしでもホールドしやすい重さと重心の安定性があります。

公式でも載っていますが、本レンズにフィルターはつけられません。その代わり、前玉はちょっとやそっとでは割れないガラスになっているそうです。

デカい前玉は持ち運びに難儀するという声を聴きます。しかしその前玉のおかげかイメージサークルに余裕があるようです。これは14mm側をF2.8で撮ればよくわかり、並のレンズは絞っても四隅が改善されないものも実際あります。

本レンズがゴーストを発生させる条件は、前玉から入って前玉で抜ける立ち位置及び光線具合などが当てはまります。並びにハイビームなどの指向性のある光も同様です。

いつも以上に理屈をこねましたが、星空や山岳および風景写真はもちろん、完全に広さで勝負する方には最高の相方になると思うレンズでした。




※広角(ここではパースが付くレンズをさす)自体が広すぎることに関して
まだ8本目のレビュー辺りのころ、本レンズのユーザーから、「鉄が撮ってる写真は視点が狭いんだよ」と言われました。当初は刺さりましたが、「確かにな」と腑に落ちるものがあり、それが答えとして8割を占め、どうすれば写真が変わるかを考え始めるきっかけになりました。

「いつか全レンジ使えるようになってやる」を合言葉に2年半はそれから経ちました。結果考えてみたら、手前に写る物を「障害物」として画面から離さなければならない意識をただ「ON/OFF」させればいいだけですね。


90本(2017年6月初旬当時)レビューして思うことは、広角レンズで絵どりを作る際に密度や距離の把握が出来ていないと、望遠レンズでも響いて来るのではと感じます。望遠側は圧縮ですから、長いなりに密度計算をしなければなりません。本レンズは極端に広い広角でございますがやることは同じです。

簡単なことです。いかに二次元の媒体でより 立体的 に見せるか、ただこれだけなのです。

半歩先の撮影をしませんか。


↓メーカーのページはこちら↓
http://www.nikon-image.com/products/lens/nikkor/af-s_nikkor_14-24mm_f28g_ed/

最後にちょっと諸元
AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
最短:0.28m (18mm未満は 0.3m)
絞り開放:F2.8
レンズ構成:11郡14枚
絞りばね枚数:9枚(円形絞り)
フィルター径:かぶせ式のため未記載


INDEXページはこちら↓
http://untenteisya.blog.fc2.com/blog-category-22.html


最終更新 2019/02/17


関連記事
  1. 2014/12/15(月) 00:12:28|
  2. レンズの話題
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ひと段落 | ホーム | 【停車場目録】 東京メトロ銀座線 上野駅>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://untenteisya.blog.fc2.com/tb.php/500-e1da65c7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

放問者

Author:放問者
御アクセスありがとうございます。

鉄道撮影と駅訪問を主体に活動中です。
今日も、きっとどこかの線路脇にいます。

レンズの作例は、
カテゴリ内の『INDEX』からどうぞ!!

Party now(2020/09/16)
Body
・D850 × MB-D18
・D700 × MB-D10
・D2X
・D7100
・F2 Eyelevel(black)
・F-501

・Konishiroku Pearl II
・LUMIX DMC-GF1


Lens
・GN Auto NIKKOR·C 45mm F2.8
・NIKKOR H Auto 50mm F2
・NIKKOR P・C Auto 105mm F2.5

・Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D(借入中)


・Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm F3.5-4.5D ED (IF)
・AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR
・Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED〈NEW〉
・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
・Ai-S Zoom-Nikkor 80-200mm F4
・SIGMA 120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports

・LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
・M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
・COSMICAR TELEVISION LENS 25mm F1.4
・Industar61 52mm F2.8

・SIGMA TELE CONVERTER TC-1401

Scanner
・EPSON GT-X830

Lens testing 3

Twitterもやっております。フォローはお気軽にどうぞ
ID:@untenteisya_

ブログ内の画像の転載は認めておりません。

最新記事

カテゴリ

未分類 (4)
写真機とレンズ (160)
レンズの話題 (118)
INDEX (1)
機材インプレ (28)
比較小話 (6)
F値ごとの変化 (7)
写真の効能書き (20)
べんりなもくじ (1)
撮影報告 (397)
JR系統 (122)
京成とその直通先 (156)
名鉄 (4)
東武 (38)
小田急 (7)
東京メトロ (4)
新金線関連 (45)
中小私鉄・三セク・軌道線 (20)
その他コンテンツ (309)
作品といえそうな作品 (58)
停車場目録 (71)
乗車メモ (4)
つまらない話 (89)
どこどこに居ます (54)
あの日、あのとき (33)

カレンダー

11 | 2020/12 | 01
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

FC2カウンター