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酒々井の夜明け

多様なレンズを通して鉄道を見つめるNikon持ちのブログ 

レンズの話題 116本目 【AF-S NIKKOR 50mm F1.8G (Special Edition)】


早めに申し上げます。秋を狙う準備は万全ですか。











_DCC6904-501.jpg
AF-S NIKKOR 50mm F1.8G (Special Edition) です。

14日程度の試用でのレビューを書いていきます。


_DSC6193-501_01.jpg
D850で撮ったものから。

遠景のF2。ヴィネットコントロールは使わずに周辺減光もそのまま出しています。


_DSC6186-501.jpg
おなじシチュエーションでこちらはF5.6。

周辺部が安定して良好な画面を得られます。


_DSC5963-501.jpg
適当な距離をもってF4時。



_DSC6273-501_20200821123159951.jpg
開放時でぼけの様子です。

_DSC6274-501.jpg
こちらはEV値をたどってF2.8。周辺部の流れが解消しています。


_DSC6210-501.jpg
逆光時の様子を3つ続けていきます。開放のF1.8


_DSC6215-501.jpg
F2.8

_DSC6221-501.jpg
最後にF5.6。

3コマとも画面左半分のヌケに注目です。


       _DSC5996-501.jpg
被写界深度は一旦無視したものとして、何故、明るいレンズが必要であるか。こちらの画面では開放で1/60sec ISO100で撮っています。

こうのような駅構内の明るさではまだ序の口で、夜間の街灯の下のようなもっと暗い場所では低い感度で狙うとなると、若いF値が必要になるのです。


_DSC6959-501.jpg
気になったので夜間の街灯でも試します。ここでは1/50sec F2 ISO4000です。

ハレーションを可能な限り出さず、ディテールを残している点が秀逸です。
画面中央の紫色の線はデジタルカメラとレンズの組み合わせによるもので、こちらは収差補正で解消させることができます。


_DSC6899-501_20200819224417f1c.jpg
F値の重要性は夜間の鉄道において発揮します。
装着しているボディのISO感度が実用として使える範囲には限度があるとすれば、シャッタースピードを稼ぎ、F値の明るさで補う必要があります。

作例のような引きの絵ではわずかに説明不足に類としても、これが写真機と被写体との距離が30mもない状態でない場合は本懐と巡り合えます。


_D7X3470-501.jpg
ここから下はD700。

適当な被写界深度の選択が愉しいものです。


_D7X3466-501.jpg
開放でも立体感のあるコントラストが得られます。



感想に入ります


★デジカメに対応しようとする柔らかな姿勢

描写の傾向は癖のない大人しいレンズです。
絞ってもSIGMAのArtレンズのようなバッキバキな絵は見受けられず、こちらは編集の簡便さを意識したようなニュートラル~スタンダードなテイスト。Dfや、D600でのキットレンズにも規格が採用されており、ビギナーに向けて出しているのも頷けます。

カタログ内の「ぼけをつかった撮影を...」の通り、癖のない安心を提供しています。50mm F1.4の規格であるピントを作ってもうまく解像しない各収差を極力なくし、開放では柔らかい被写体に向きます。
つまりは変な収差はなるべく抑え、宣伝文句どおりにボケを積極的に使ったFXフォーマットならではの撮影に向けた仕様とも思えました。



★軽量
従来のモデルより、フィルター径が58mmとなり見た目が若干大きいように見えるものの、本レンズの重さは190g。入門機に付けるとレンズの大きさが際立ちますが持ち出しには苦になりません。鞄の空きがあれば明るいレンズ枠として貢献度が期待できます。


★まともすぎて面白みは皆無
本レンズにはレンズ独自のエフェクトが無く、それはそれの方向として完成度の高いレンズです。飽くまで初めて手にする単焦点レンズとしてのポジションが強く出ています。

フルタイムMFの搭載でAFにモードを入れたまま手動でピントを作ることも可能です。
しかし使い勝手。いつ使用する場面に当たるかが問題とも思います。

少しでも慣れているユーザーはF1.4の規格や、55mm、58mmの各レンズもありますので用途や予算に合わせて選ぶと楽しさをより広げていくことができます。


★デジタル一眼レフから始めたビギナーは迷ったらこれ
「迷ったらこれ!!」という便利なキャッチ文句があります。この類は各々、一定の条件やニーズをクリアした安定したものという解釈で目を引かせる効果が見込まれますが、本レンズはまさにこれです。

Fマウントのレンズは1959年から今日まで、膨大な選択肢を万人に提供しています。これは装着ができるだけで互換性に少しずつズレがある場合もあります。現行品にだけ縛ったとしてもAiAF50mm F1.8Dの規格と選ぶことができますが、D40系統やD5000系統などの入門機ではAFの動作が叶いません(ボディ内モーター非搭載のため)。

そこで本レンズが土俵にあがってきます。SWMモーターが入ったAF-Sレンズであれば、銀塩機の大半は互換性を切ってしまうものの、デジタル一眼レフでの使用に制約はありません。「入りやすさ」や「手の取りやすさ」を始めたばかりの慣れないユーザーに提供しているものと筆者は考えます。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

楽しさは一定の調査で完全消失しました、
「無難」の一言が似合い、初心者へ向けた1本としてはアリです。
しかしながら、明るさで勝負をしなければ、次の評点は「ぼけ」でみたとしても、一度使ってハズレと思わせても構わないので新品でまず使用するお試しに最適と考えます。

クセなく実直。しかし、つまらないレンズでした。

以下、筆者の覚書き(そのまま掲載)

・ピント面のシャープネスは開放でもそれなりにあり、F2.8まで絞れば線はよりハッキリしたものになる
・銀のリングは凹凸があり取り落とし防止に貢献している。これはAi Nikkorのレンズと同じ効果と仕様。


・Gタイプのためにピントリングの使いどころは殆どないと思われるがMF時は少し重いトルク(Ai-S50/1.4比)
・自動ゆがみ補正の適用が可能

・GタイプのレンズにつきMFの銀塩カメラでは装着できても構造の問題で運用できない


メーカーのページはこちら↓
https://www.nikon-image.com/products/nikkor/fmount/af-s_nikkor_50mm_f18g_special_edition/

AF-S NIKKOR 50mm F1.8G (Special Edition) 
最短:0.45m
最大撮影倍率:0.15倍
絞り開放:F1.8
レンズ構成:6郡7枚(非球面レンズ1枚)
絞りばね枚数:7枚(円形絞り)
レンズフード:HB-47
フィルター径:58mm
重量(g):190g



INDEXページはこちら↓
http://untenteisya.blog.fc2.com/blog-category-22.html





最終更新 2020/08/21
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  1. 2020/08/21(金) 13:35:08|
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近年は残り少ない都営5300形を集中狙い。
今日も、きっとどこかの線路脇にいます。

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Party now(2021/02/04)
Body
・D850 × MB-D18
・D700 × MB-D10
・D2X
・D7100
・F2 Eyelevel(black)
・F-501

・Konishiroku Pearl II
・LUMIX DMC-GF1
・PENTAX Q



Lens
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・NIKKOR H Auto 50mm F2
・Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
・NIKKOR P・C Auto 105mm F2.5

・Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D(借入中)


・Ai AF Zoom-Nikkor 18-35mm F3.5-4.5D ED (IF)
・AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR
・Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED〈NEW〉
・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
・Ai-S Zoom-Nikkor 80-200mm F4
・SIGMA 120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports

・LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
・COSMICAR TELEVISION LENS 25mm F1.4
・Industar61 52mm F2.8
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・02 STANDARD ZOOM

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