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酒々井の夜明け

多様なレンズを通して鉄道を見つめるNikon持ちのブログ 

レンズの話題 109本目 【EF35-350mm F3.5-5.6L USM】


実は当記事でブログを開設してから1,000件目の記事になります。

約5か月ぶりに更新いたします。














_DSC7929-501.jpg
EF35-350mm F3.5-5.6L USM です。

本体も持ち主のEOS5D MarkⅡでレビューしていきます。WBは5000Kに統一し、色空間はAdobeRGBです。
8時間程度の試用時間で拾っていきます。




_MG_9125-501.jpg
まずは4コマ続けてカバーするズームレンジをみてみます。絞りはF5.6です。
35mm時

_MG_9131-501.jpg
100mm時

_MG_9136-501.jpg
300mm時


_MG_9137-501.jpg
350mm時 ここまでを1本で賄えます。




       _MG_9330-501.jpg
95mm付近 F5.6で前ぼけ


_MG_9369-501.jpg
こちらは開放で200mm付近。


       _MG_9361-501_02.jpg
F11で170mm付近



_MG_9423-501.jpg
幅広いズームレンジの中でもっとも最短撮影距離が短い135mm付近の作例です。

絞り開放でも目立った崩れ方をせず、エッジの柔らかさを引き立てています。


_MG_9429-501_01.jpg
こちらも開放にて。同じ場所で向きを変えた逆光時のもの。



_MG_9614-501.jpg
350mm F5.6時

_MG_9619-501.jpg
350mm F8時のぼけの様子です。

       _MG_9463-501.jpg
ワイド側35mm 開放で出るゴースト発生時の様子です。ハレーションが少ない分、そこまで嫌味とおもいませんでした。


_MG_9297-501.jpg
ワイド側は35mmにつき引きがとれます。




_MG_9699-501.jpg






       _MG_9702-501.jpg


_MG_9705-501_01.jpg


_MG_9711-501_01.jpg


_MG_9712-501.jpg

5コマ続けてご覧いただきました。
この間、一切のレンズ交換を致しておらず、使用した本体も5D MarkⅡの1台のみです。



そろそろ所見に入ります。



★絵に関して

やはり需要が需要で「報道用」が適当と感じます。媒体もA4前後の大きさでアウトプットが目に見えており、それに対して必要なものだけをクリアさせた印象。つまりは、AiAF24-120/3.5-5.6Dの時と同じく、「一定の距離を離して作例を見てください」です。

その事情を鑑みて、描写の安定はF5.6~F11で作るとよさそうに思えます。




★指標・表示あれこれ

_DSC7931-501.jpg
画面上ハシの「SMOOTH-TIGHT」はズームロック機構(アジャストリング)になります。ヘリコイドと一体で当該箇所の他は固定して調整をします。

ロックの加減はかなりの自由度があり、時計回しにTIGHTへ回せば任意で固定ができ、SMOOTHへ回せば速やかにズームレンジを買えることが出来ます。主にロック側の締め具合に慣れるとお好みの重さにできて好適です。

指標は焦点距離のほかに、
「撮影倍率(左)」
「最短撮影距離(右) 」があります。





★高倍率でできるシークエンス


ここが最大級の強みでもあります。

本レンズではレンズ換装なく大変広いズームレンジを1本でカバーします。
スチル1台、手持ちの場合、小玉どうしの交換でも3秒弱は見積もって被写体から目を離して交換をしなければなりません。ここを省略できるのです。

直進式ズームとしてもメリットがここであり、まずは別の玉では主流であるズームリングを回すよりも、本レンズの場合は押しこめば即座にテレ側へ持っていけるところ。また、「SMOOTH-TIGHT」のアジャストリングで固定の度合いは調整できますので、さらなる速写に貢献してくれます。目測で焦点距離の使用を見ながら、最初からファインダーを覗きながら画面の構築、どちらでも素早い動きをとれます。


35mm側の格納時は、本体込みで約50cmほどの物陰があれば収まることが出来、そこから一気に350mmまでの任意位置までズーム、撮影後は速やかに35mm側へ格納して物陰へしまう。という算段も可能です。

都電の最後尾にある運賃箱脇のスペースにて、入口ドア(列車の都合上、終着の電停まで扱わない)を背もたれとし、そこから格納状態でおさめ、欲しい時に展開することが可能であることを確認しました。


Nikonのズームリングで多い「時計回し」で慣れているために、前へ押しこんで伸ばすタイプの直進式ズームは扱いやすく、大変な好印象でした。




★本体依存のパワー重視
即応という点ではなるべく高性能な機体がベストと持ち主から伺いました。ここまでのポテンシャルはAFや高感度でまた変化がありそうです。

持ち主から後日、話を伺うと電池の減りが他の玉で回した時よりも少し多かったとのこと。



・・・ ・・・ ・・・

全ては撮り手の考えと運用のしかたにポテンシャルが見え隠れする1本でありました。


最後にちょっと諸元
EF35-350mm F3.5-5.6L USM
最短:0.6m(画像参照)
絞り開放:F3.5-5.6
レンズ構成:15郡21枚
絞りばね枚数:8枚


最後に
今回は、フォロワーのがくにゃん氏(@GAKU_NN)のご厚意で、なんとか記事まで無事たどり着きました。ありがとうございました。




メーカーのページはこちら↓
https://global.canon/ja/c-museum/product/ef315.html




INDEXページはこちら↓
http://untenteisya.blog.fc2.com/blog-category-22.html



最終更新 2019/11/12




関連記事
  1. 2019/11/11(月) 14:32:39|
  2. レンズの話題
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・Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED〈NEW〉
・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
・Ai-S Zoom-Nikkor 80-200mm F4
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