大人しくはしています。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8です。GF1でレビューしていきます。
データはすべてsRGB。無記載は5000K~5200Kで撮影しています。

F5.6時の画面からいきましょう。遠景で選択肢のうちに入るエッジがでます。

こちらは最小のF22です。エッジのピークはF5.6~F8のようです。

1%程度の樽型収差が確認できます。

開放では周辺減光があります。

こちらはF4。1段絞るだけで改善します。

最短撮影距離の0.2mに近い画面です。
M4/3のフォーマットにつき、この焦点距離でのぼけは寄らないと大きくつくれません。

F4時の画面です。逆光でもコーティングのためかヌケの良い絵です。

ゴーストは出るものかと、開放で無理やり出してみました。この程度なら気になりません。

35判に直すと34mmになるレンズです。引きが得られます。
車輌が通れる道より。

こちらだけWBはオートで設定しました。パースは付きませんが抱えを確保できます。
感想に入ります。
★雑感
描写に関しては満足度は得られるものと思います。レンズの薄さに対して特段なにか犠牲にしているようなものはなく、バランスがとられています。
唯一、気にしたのはAFでの合焦にすこし間に余裕があるとストレスフリーになれるところです。急ぎたいのであればこれを使わず足の速いメインを使えばいいのです。
メイン機で補えない範囲をカバーすべく起用しました。実際のところ、カメラを出す行為すら億劫になる場面でも易々と取り出せる点は大きなスチル機より優れています。
GF1の小ささといい気分転換になる組み合わせ。そこまで気にしなくていいので、大きな写真機に疲れた方にとってはちょうどよく出任せで楽しめました。
★持ち方考察
レンズの自重がない分、また、GF1の構造上持ち方に自由度がある。実用性は皆さまの発想と現場で補填されます。

オーソドックスに左手もちで人差し指シャッター (自撮りむき)

右手でがっしり掴んで親指でシャッター (ノーファインダーで身を乗り出せない場面など)

縦構図(このまま逆さでもってノーファインダーも)
最後にちょっと諸元
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
最短:0.2m
絞り開放:F2.8
レンズ構成:4郡6枚
絞りばね枚数:5枚(円形)
↓メーカーのページはこちら↓
https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/17_28/INDEXページはこちら↓
http://untenteisya.blog.fc2.com/blog-category-22.html最終更新 2020/05/15
※取材(データ撮り)に関して
超望遠運用時の絶対安全圏(自身を中心における半径2・3mにおいて双方の危険が迫った場合は撮影の中止を目安とする範囲)の設定を事情に対して応用し、それに該当する人の密度が確認される場所においてはマスクの着用を徹底。よほどの事案でない限り人との会話は回避。
移動範囲は乗り慣れている範囲の鉄道路線を使用。休日の空気輸送に近い混雑率を逆手に取り、かつ、乗車密度の極めて少ない時間帯と列車を経験測から割り出して行程を設定(実際に1両あたり多くても15人程度しか乗車人員がなかった)し、厳密な撮影タイムスケジュールを構築しました。
屋外での行動上、昨今の事情を踏まえ厳に考慮し今回の撮影を敢行いたしました。
- 2020/04/27(月) 23:11:23|
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呆れるほどやることがありません。

Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8Dです。
お借りして使わせていただいたので今回とりあげます。

最短撮影距離(0.314m 1:1)で絞り込んだものです。F値はなんとF57。
接写は詳しい事情が「露出倍数」しか知らないため、露出計の出た目を見ながら、レビューに適した露出を選びました。

F22

F11

F5(最大絞り)
D700で、4コマ同じものをF値を変えて撮影しました。最大絞りのF5では周辺減光が確認できます。

ここから下はD850での作例です。
F2.8の開放にて。距離は2m弱だったと思います。

高い建物からF11。 ガラス越しでありますが、キレのあるエッジとコントラストです。
撮影時、「正体をここでみせるか」と感じました。

絞りを開けた撮影でもメインが引き立てられます
撮影倍率が上がる関係で最大絞りがF3.5

F5.6時。密度のある遠景のシーンです。
あえて左下、右下に情報を入れて試してみました。流れが解消しています。

4500K マゼンタ+1段 で絞り開放の画面です。
遮断機の竿にあるピント面が鋭い線を描いています。

Film:RVP50(+1) GT-X830
F2で撮影したものです。0.34m付近で、最大絞りで撮影しています。
感想に入ります。
テイストはエッジが強くたたないAiAF系統でよくあるタイプの絵です。レンズが変に先走らないので接写のほか、遠景や普段使いでも多くのシーンで楽しめます。
マイクロニッコールと来て想像は出来ていましたが、F値ごとでコントラスト、シャープネスの大きな変化は確認した限りでありません。周辺減光はあります。
マクロに限らず、実力のある玉です。中望遠域の単焦点レンズでベンチマークにもよさそうです。
しかしあまりにも感想が出ませんでした。
メーカーのページはこちら↓
https://www.nikon-image.com/products/nikkor/fmount/ai_af_micro_nikkor_105mm_f28d/最後にちょっと諸元
Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D
最短:0.314m(1:1) 0.5m~0.45mの間(1:3付近)にフォーカスリミッターあり
絞り開放:F2.8(撮影距離が短くなるに従いF値の数字が増える)
レンズ構成:8郡9枚
絞りばね枚数:7枚
最終更新 2020/08/07
INDEXページはこちら↓
http://untenteisya.blog.fc2.com/blog-category-22.html↓「続きを読む」からは同一のシーンによる『F値ごとの変化』がご覧いただけます
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- 2020/04/03(金) 22:27:29|
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