
資金繰りとモデルにおける事由で手放しましたD7000をそろそろ紹介したいと思います。
▼概要・投入経緯など
発売は2010年10月29日。
連写・ファインダー視野率は
D300に順じ、常用感度はISO100~6400 高感度側のみ拡張でISO25600まで選択ができます。記録媒体はSDカードのダブルスロットです。
前モデルであるD90から中身の進化は勿論のこと、外装もマグネシウム合金を積極的に使用した上級機のような風格を手に入れたカメラでした。
持つことにつかれたPENTAX K-5からの置換えとして2016年10月21日に投入しました。本機の発売から1年くらいまでの当時は、トレンドとして筆者の環境では持っている例が多く、「誰でも持っているカメラ」として誠に嫌厭しておりました。サブで持っていたりや初心者がやたらと背伸びして使っているのもよく見ました。それだけ汎用性があった機体だったのではと思います。
時は巡り、背に腹は代えられないと、投入コストの関係で私の手元にもやってくることになりました。2万円弱かけてD7100も視野にはありましたが、バッファや画素数の面で最良を選んだ運びです。
AF-S18-55VRⅡを手に入れると、最軽量で満足にパフォーマンスのできる直掩機となりました。
▼運用面
与えた影響としては、マウントを統一のメリットもありますが、UIの統一もできD700の仕事量を今度こそ減らすことに成功したのは大きかったです。また画素数だけで考えれば一歩譲るためパワーバランスも程々にとれ、D300よりも小さい機体は、小規模な撮影や中判クラスのカメラを運用する際のデジタル枠としての 出番の作りやすさ にも貢献しました。今やあって当たり前のライブビューや静音撮影モード(Q)は使ってみるとD5000時代の感覚を呼び戻すものがありました。
AFの信憑性が殆ど無いことは
最低最悪のデメリットであります。真ん中1点は使えて当たり前ですが、11点(セレクトの簡略化のため)に絞って周りの4箇所は次点でそれ以外はおまけか罰ゲームかといった具合です。名鉄名古屋駅の明るさで低速で侵入する列車をAF追従できなかった結果(本体は合焦判定)を受け、自分のワークフロー内では「使えない」と判断せざるを得ませんでした。はっきり申し上げますと理屈を解剖できないユーザーはこれより更なる不便を強いられます。事情が判明できない事態ほどストレスはありません。
唯一の不満ではありますがAF回りは死活問題です。但しはき違えてはならないのは「全く使えない」訳ではないので、理屈は知り線引きは自分の手で引きましょう。最悪、「使わない」という手段も丁重に用意があります。
D300との違いは、高感度がISO3200くらいまで実用の範囲をマークし、ファインダー内水準器などの飛び道具が装備されているところにあります。最安を念頭にゼロスタートで中級機を投入したいとなるとD300と本機の二択になると思います。両者とも優れている点が多数ちりばめられているので、自分は
写真表現のツールとして何がしたく、どこまで広げたいかでレンズに割く予算とも調整すればよろしいかと考えます。
両機を使用した私個人の意見は、AFが欲しく屋外は昼しか撮影しないならD300で、静物や夜間の撮影が噛んでくるならD7000といった選択をお勧めいたします。写るだけで満足なら本機よりも適当なミラーレス一眼のほうが費用対効果があります。

最後に本機で撮影した1カットを。
HDDを見返すと駅や車内で使っているケースが多かったです。また高感度も伸びる点は評価でき、揺れる山陰本線の列車内から
80-200mm F2.8Dの望遠端でも、こうして1/180secが稼げます。出先でD700が結露で戦闘不能になったケースがあり、心もとなかったD300でしたが、もし発生したら払しょくできる程度のポテンシャルが本機の強みではと感じます。
恒例の鉄道車両に置き換えたらですが、VVVF化して空転にめっぽう弱くなった205系600番台ではと考えます。
↓メーカーのページはこちら↓
http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d7000/index.html
- 2017/09/28(木) 22:41:04|
- 機材インプレ
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大あくびしながら前日まとめた装備を持って50mmポジションを確保です。
影の心配はギリギリ回避となり、快晴でいただくことができました。

おまけの1093レ
元気があったのか、何だかんだで1091レ・1090レも別で狙いに行った1日でした。
- 2017/09/21(木) 21:10:50|
- 新金線関連
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久しく2ヶ月空きましたね。手堅く更新していきます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rです。
GX7でレビューしていきます。

ワイド側でF5.6で撮影したものから。
普通ですね。しいて四隅がほんの少し落ちてるくらいで。

寄りでのぼけの参考に。

ワイド側は若干の樽収差が見受けられます。

逆光時の参考に

テレ側の開放は流れが確認できます。ほんの少し四隅も落ちていますね。

こちらは1段絞ったF8で撮ったものです。

これ、キットレンズらしいですよ
感想にはいります。
中古市場ではキットレンズ購入後に切り離したケースがよくあるためか、安いコストで入手できるようです。
しかし侮るなかれといった具合によく写ります。比重はワイド側で、望遠側は少しばかりコントラストの低下が感じられます。
本レンズはほぼプラスチックです。軽さを除けば持った感触は今まで取り上げてきたレンズの中で最も貧弱です。マウントも例外ではなく、望遠レンズのため破損率が標準ズームより上がるので取り回しには要注意です。
補填程度に望遠が欲しいユーザーには応えてくれそうなレンズでした。
↓メーカーのページはこちら↓
https://olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/40-150_40-56_r/・・・あと運動会に最適かどうかは設定に依存しますのでご留意ください。
最後にちょっと諸元
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6R
最短:0.9m
絞り開放:F4-5.6
レンズ構成:10郡13枚
絞りばね枚数:7枚(円形絞り)
フィルター径:58mm
最終更新 2018/10/18
INDEXページはこちら↓
http://untenteisya.blog.fc2.com/blog-category-22.html
- 2017/09/16(土) 18:50:55|
- レンズの話題
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少し前回までは理屈っぽかった内容でしたので今回は気楽なもので行きます。

今回はタイトルにもありますように、鞄の中身をざっとご紹介したいと思います。ここでは暖地に限り、自宅からだいたい50km圏くらいまでの日帰りを想定しています(
長距離ネットカフェ連泊重兵装プランもどこかでやるよ)。
なお、目的や場所によっては必要なものが異なってきますので、目安程度にご覧ください。

あまり深く考えずにざっと思い出しながら約5分で並べてこんな感じです(財布・その他貴重品は除外する)。
① カメラ本体
② レンズ(用途、目的によって本数は決める)
③ 三脚(なくてもいい)
④ メディア
⑤ ケーブルレリーズ
⑥ 懐中電灯
⑦ バッテリー
⑧ ファイル
⑨ ブロアー
⑩ 時刻表
⑪ フィルム(銀塩持参の場合)
⑫ モバイルバッテリー
⑬ 常備薬
⑭ 筆記用具・メモ張
⑮ 柔らかい布
⑯ 飲食物
ざっと解説を
写真を撮りに出かける場合、① カメラ本体をはじめ、② レンズ、④メディア、⑦バッテリーは最低限確認してください。特にメディアとバッテリーは身内まわりでも、またTwitterのTLでも時折みかけますので気をつけましょう。
③三脚はあると便利です。行程が出来ている場合は使用頻度と相談して、持っていくか否かは決めるといいと思います。⑤ケーブルレリーズは夜間や暗所でスローシャッターを切りたい時に使用します。
⑥懐中電灯も暗所用の装備です。手元の照明のほか、位置を知らせる役目もありますのでお勧めです。有事に備えて… また、ひも付きの物でしたら三脚のフックにかけると効率がいいです。⑧ファイルは後述にて。
⑩時刻表は鉄道絡みの撮影では少なからず言わずとも必要になります。全国版でなくとも、キオスクで売っている支社版の小さいものや、プリントアウトしたものでも便利ですし、スペースに貢献できます。
⑫モバイルバッテリーと⑬常備薬は転ばぬ先の杖です。画像は胃薬と頭痛薬です。私は頭痛の頻度がそれなりにあるので頭痛薬は携帯しているようにしています。頭痛状態で撮影とか自ら難易度HARDにしたいのでしょうか、残機やリセットボタンなんてありませんので勘弁してください。
⑭筆記用具は個人的に携行しています。私は乗車した列車の車番と列車番号の記録をとっています。そのほか必要性のある情報は早々にメモしておくと後々思い出せるツールになり得ます。数年後に見返すと財産になり得ます。
⑮柔らかい布、⑨ブロアーはカメラのケアで使います。忘れがちになるので鞄の数だけ用意して忍ばせておくのも手段です。
⑯飲食物は備えると便利です。行く場所によっては店舗はおろか自販機すらないところもあり得ますし、場合によっては留まって長期戦になることも想定されます。なんでも構いませんので、見ただけで味がわかるような慣れたものを携行しましょう。

それでもって⑧のクリアファイルは、地図やチケットなど、その日に使用する書類等を雨に濡らさずに収納できます。
通常のファイルと違って鞄から取り出すだけで見られますし、チャックで閉じますのでばらける心配がありません。100円ショップで手に入りますので大変お薦めです。タオルも入ってると多用途で使えるのでいいですね。
※なお、これが最適解ではありません。何が必要かはユーザーのニーズに依存しますので自身でフィードバックしていきましょう。
本当は、この企画はお盆前くらいにやる予定でした。気づいたら青春18きっぷのシーズンも終わりと逃した感しかありません。
今年はなんだかシルバーウィークなるものもあるそうですし、これから冬にかけて出かけやすい頃と思います。ともあれ時期に関わらずいいものを残していきましょう。
今回のまとめ
学び舎を超え、忘れ物が発生すると今度こそ自分に100%降りかかってきます。
・・・次は何をやろうか。
- 2017/09/14(木) 17:01:30|
- 写真の効能書き
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今回は南線区間からスタートしました。歳時記よりも陽の長い時期であることを生かして明日も狙っていきます。
- 2017/09/08(金) 23:47:54|
- どこどこに居ます
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気が付いたら2週間もブログを放置していたんですね。体調はそのまま、平常運転です。
明日は三江線へむかいます。
- 2017/09/07(木) 22:01:42|
- どこどこに居ます
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