
前乗りです。雨予報でやる気も起きず、昼から出て移動だけでもいいような心境でしたので、起床時間で何をするか決めた日でした。
明日は南下してから帰ります。。。
- 2017/08/25(金) 22:30:54|
- どこどこに居ます
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先日の葛飾区を縦断した ざんなな です。身内から発車時刻の情報をいただき、夜間撮影となりD700が出動です。
持参した短いレンジの単焦点レンズ4本と相談してF値で50mmをチョイスしました。
無難に収まったのでいいのですけども、もし次が存在するなら、後1m弱内側へ寄って仰角で24mmを使った接近戦を試したいと思います。この位置の利点は、都心へ向かう乗用車のヘッドライトが拝借できる事ですね。あくまで見せたいのは釜ですので後ろは無視です。
久しぶりに一線を越えた楽しい撮影でございました。
- 2017/08/22(火) 22:36:07|
- 新金線関連
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D700
Ai-S Nikkor 35mm F2
この日は遠征行程の3日目。茨木、広島で仮眠をとりながら戻りになります。
北陸での撮影から5ヶ月。その後は485系T18編成が両毛線に来るなど最後の活躍をしていました。そんな誘いを受けても身がついて行かなかった春を乗り越えて、今度はD700へのダメージがついに露わとなるときが来ていました。やけにCFカードのアクセスランプが点灯していると思ったら、2日目の夕方より電池の消費量が過多となり、入れっぱなしにしているとフル充電で50発も切れないくらいの異常事態に。片道800Kmを超え、初めての長距離遠征のため装備はD700とコニカSのみと航続距離を重視した結果が裏目に出てしまいました。撮影時における発生データは収集して積んでいても、肝心の旅におけるデータは皆無であると思い知らされ、連れにも迷惑を掛けました。
ですが幸いにも、メカは何ともなく撮影とCFカードに記録はできます。電池さえ抜いていれば一緒と翌日の朝には判り一息つけました。
さて現場は例外ない晴れの天気…晴れです。ポジションが見える平行道路から目測でレンジを割り出し、着いたところでこの場所を一目みて、Ai-S35mm F2を迷いなく出しました。下りの「やくも19号」を練習電とし横マージンの微調整をします。「いつでも来い」と意気込んで待っていると既に収拾はつかなくなりました。
ともあれまずは好きなレンズで欲しいものを得ようと動いたのです。今年の1月に再度訪れたときは護岸工事と思われる重機が入っているのを確認しました。できるならもう1度、陽のあたるこの橋梁で狙いたいものです。
この行程では戦後70年の節目に広島へ初めて行くこととなり、ほんとうの目的地であった御幸橋にも向かうことができました。手に職を付けた人間があの状況下で写真に収めようとした心境を、ごく断片でもいいからみて、感じてみたかったわけです。
終点を教科書にしたくないと。
- 2017/08/11(金) 17:01:50|
- あの日、あのとき
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さて、重要な回がやってきましたよ。第7回はそれらの使い方に行きたいと思います
第5回・第6回で絞りとシャッタースピードの要素だけ軽く触れました。
それぞれの効果をおさらいします。
絞り( F値)は、
数字が大きければピントの合う範囲が広く、小さければ狭くなる。F値は絞り込むとその分だけ光量を遮断する。
シャッタースピードは、
数字大きければば動くものをとめて、小さければブレが発生する。フィルムに光を与える時間を示しているので速いほど暗くなる。
でした。ここまで押さえていれば次にやることはそれらの
「組み合わせ」になります。
一例をご紹介したいと思います。

1/60sec F5.6

1/30sec F5.6

1/15sec F5.6

1/8sec F5.6

1/4sec F5.6
F値はそのままでシャッタースピードのみを変えて撮影しました。いちばん適したものはどれでしょうか。いちばん近いのは幾つかモニターを見た限りでは1/15secがいちばん近いと思います。シャッタースピードをそのままにF値だけを動かしても同様の効果があります。しかし、被写界深度が変化します。
いちばん明暗差がないものを「
適正露出」といいます。1段刻みで撮影しているため、間が欲しい場合は1/30sec ~1/15secの数字で撮影するともっと近い露出で撮影ができます。古い銀塩カメラでない限りは露出計がついています。まずは落ち着いて、インジケータ表示の振れ幅がないところで切ってみましょう。時間に余裕がある場合は暗め、明るめの物も残しておくと後々便利です。
撮影までの手順は
発見→撮りたい画面を決定する(ピントも作る)→光量をみて露出を決める(まずは適正露出を知る)→撮影
になります。納得いかない場合やきちんとした露出が得られない場合は、場所を移動したり露出を作り直したりで上記の繰り返しをします。
目的の撮りたいものに応じて、あとはひたすら応用になってきます。焦点距離にもよりけりで一概にいえませんが、標準レンズの50mm(FXフォーマット)の場合は遅いシャッタースピードでも1/60secまで稼ぐところから始めるのがいいと思います。
なお上の作例はシャッタースピードでもおわかり頂けるとおり「三脚」を使用しています。立てられる場所である場合に限り、手振れを回避できる手段ですので持っている場合は一考です。
あとここまで来ればフィルム感度(ISO)になります。
簡単に申し上げるなら、感度が高ければ高いほど
露出が稼げます数字は
......25、50、100、200、400、800、1600、3200、6400、12800、25600、51200......
と倍の数字になっていきます。デジカメでしたら1/2・1/3ステップで細かく設定できます。

しかし、作例を見てみましょう。。。こちらが大本の画像になります。

ISO200

ISO3200

ISO25600
等倍拡大した画像を並べてみました。ご覧になってわかりますように、画像がどんどん粗くなり、数字が高いほどノイズが増えてディテールが失われていきます。
正解は全くありませんが、できる限りノイズ・粒子の少ない低感度での撮影をお勧めします。
私の場合は、ひとまずISO400で括れない場合まではISO400までで調整しています。それでも暗かったり、夜の撮影となる場合は、明るいレンズ(解放が若いF値のレンズ)に切り替えたり感度もISO3200・ISO6400まで引き上げて撮ったりします。

こちらはISO25600の画像の大本になります。一見変わりが無いように見えますがそれはモニターやこの大きさで見ているからの話。試しに高い感度で撮影して、A4や六切りくらいのサイズでプリントしてみることも提案いたします。
どんなデジカメでもどこまでが実用範囲かは様々です。まずはお手持ちのカメラで調べ、つかえる限界を調べてみてください。
今回のまとめ
屋外・屋内ともに、光量を観察してみましょう。
今回のヒント

あまり気にせず書いていたらそこそこ長くなってしまいました。
基礎的な知識ゆえ難しい部分があるかもしれません。まずは無理せずトライして失敗することが近道につながりますし、次回の余裕を生みます。また少し意識して時間を使って撮るのも近道になり得ます。
なんか偉そうに書いてきましたが、このコーナーは飽くまで「きっかけ」に過ぎません。他媒体も積極的に使い、自身の知識にしてください。
次回も何か書きます。おたのしみに・・・
・・・何人の読者がここまで読んでくださるだろうか
- 2017/08/10(木) 16:24:46|
- 写真の効能書き
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第6回も避けては通れない内容を取り上げます。
今回は「シャッタースピード」についてです。私含め、動くものを撮る方にとってはかなり気を遣う部分ではないかと思います。
代表的な数字は
......4sec、2sec、1sec、1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60、1/125、1/250、1/500、1/1000、1/2000......
と、だいたい半分刻みくらいで調節できます。絞りの設定同様に、そこから1/2、1/3刻みで細かく設定できる機種が多数あります。
前回のF値と同じくシャッタースピードは
フィルム(センサー)に光を与えてやる時間の事をさします。数字が速ければ速いほど光を与える量は減るため暗くなり、遅ければ明るくなります。詳しいことは次でF値とまとめて取り上げますね。
シャッタースピードを意識したらどうなるか簡単な作例を挙げたいと思います。

1/3000sec

1/30sec
簡単に申し上げますと、シャッタースピードを速く設定すれば動いている物、ここでは水の流れを「
とめる」ことができ、遅く設定するとで水の流れに
ブレを発生させ、画面内に動きと変化を与えることができます。
このシャッタースピードの数字は「
露光時間」ともいいます。
これを踏まえて、実用的な例を見てみましょう。。。

①1/60sec

②1/2000sec
繰り返しになりますが、シャッタースピードは速ければ速く設定するほど、動いてるものをハッキリと写しとめる効果があります。特に作例①は「被写体ぶれ」といい、列車のディテールがぼやけています(ナンバープレートやいちばん近い電柱付近に注目)。
列車などの乗り物の場合は、動いている姿を想像されるとわかりますように
速さは様々です。それに応じた速さの設定が求められます。
※比較の際、別々の列車を撮ってしまい速さにバラツキがあると説得力に欠けてしまいます。三脚にカメラ2台をセットし、ほぼ同じ焦点域のレンズ、センサーサイズも併せて1本の列車を同時に撮影しています。

また手持ちの場合ですと、あまり遅い数字の場合はよく聞きます、「手ぶれ」を起こしてしまい画面全体がハッキリ写らなくなります。
じゃあ常に速いシャッタースピードでしっかり写せばいいじゃん と思いたくもなりますが、その辺りについては次回で触れたいと思います。
今回のヒント
どうしたらブレてしまうのか、すこし探ってみましょう。
さて、また素材から集めてきます。
最終更新 2018/03/20
- 2017/08/04(金) 15:47:29|
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