酒々井の夜明け

多様なレンズを通して鉄道を見つめるNikon持ちのブログ 

レンズの話題 51本目

今からちょうど5年前、気胸で緊急入院しました。

HDDを見返していて、思い出したように紹介しようと思うレンズはこちらです。





















DSC_3496-501.jpg
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm F4-5.6G IF EDです。

かつて一眼レフというものとともに、初めて手にした望遠レンズです。
※銀塩機のF50Dにも本レンズは付けられますが、DXフォーマット用のレンズのため四隅がケラれます。

今回レビューで使った機体はD5000です。


DSC_0166-501.jpg
まずF8まで絞ったものから。

影の締まり方など、いかにもデジタル対応レンズといった感じです。


        DSC_9782-501.jpg
逆光下ではディテール損失が少なく、かなり補正されています。

DSC_0944-501.jpg
参考でもう1こま


DSC_1210-501.jpg
ぼけは誇張がなく、かなり自然な部類だと思います。


DSC_0477-501.jpg
VR(約3段の補正)の恩恵は大きいです。換算120㎜で、当時ビギナーな私でも1/20secが切れます。


DSC_1691-501.jpg
これは病床からです。外す覚悟で振ったら当たりが得られました。


DSC_2902-501.jpg
小さい望遠レンズですので、あらゆる場面で重さで撮影断念がなくなります。


_DSC0905-501.jpg
中古購入の場合は、片ぼけの個体ではないか確認して購入することをお勧めします。


DSC_0264-501.jpg
解放付近でも周辺まで安定しています。
参考程度に、同じ場所で撮影したAF-S18-55mmの作例も載せてあります。併せてご覧ください…

DSC_0514-501.jpg
唯一これだけ、当時のスキルと画面のとらえ方を感じました。

同じ場所がまだ健在なら、違った狙いで行くとものすごく思います。


こんなもんにして感想に移ります。

ある意味で、人生初の望遠レンズです。大学に入学してNewFM2を投入しても、D5000の望遠担当で活躍し、VRの機構が故障するまで使いました。D700とAi AF80-200㎜ F2.8の投入による置き換えで、主力の役目を終えます。

常に通学鞄にも無理なく18-55㎜と一緒に入れられる大きさで、携行性は高いです。この2本で、千葉をメインに各線へ出向きました。
レンズフードはかさばらず、AF時も前玉は回転しないのでホールド性は確保されます。AFはほどほどの速さといったところです。
欠点を唯一挙げるなら、VR機構のキーン音がそれなりに五月蠅いです。

そして暫くブランクをもって思うのは、ダブルズームキットの括りでメインのシステム構築を終わらせてしまうのは非常に惜しい点です。折角一眼レフカメラを手に入れたわけですから、特にFマウントと入門機は、古いレンズもAi改造なしで取り付けられるという最大のメリットもあります。とにかく、キットレンズで満足いかない場合は違ったレンズに手を付けてみるのも手段です。

なお、マウントはプラスチックです。落下クラスの衝撃にはとことん弱いのでレンズ交換や持ち運びには注意です。

今回HDDをひっくり返して、思い出に浸るきっかけになれた1本でした。


↓メーカーのページはこちらから↓
http://www.nikon-image.com/products/lens/nikkor/af-s_dx_vr_zoom-nikkor_55-200mm_f4-56g_if-ed/

最終更新 2016/04/28
  1. 2015/10/25(日) 20:17:39|
  2. レンズの話題
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

これの季節

       _DSC5960-502_2015102222430663c.jpg
今回もいつもの鉄橋から。

ブタクサが見られると上着が欲しい季節ですね。

  1. 2015/10/22(木) 22:44:47|
  2. 京成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

特に変わらない「いつもの鉄橋」

_DSC5427-503.jpg
今回はTestingのレンズから。

買い物ついででなかったら、もう少し流木1本とレンズ1本だけで粘れました。
  1. 2015/10/19(月) 20:54:24|
  2. 京成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

比較小話 第3話

管理人が企画を忘れるほどに成長しているこのコーナーです。


今回も画像がありませんが、比較対象はズバリ
「フルサイズ」と「APS-C」です。それぞれの代表として、D700とD300で比較します。

各コマ共通事項は
「Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED〈NEW〉」
晴天5200K スタンダード
1/6400sec F2.8 ISO200
歪曲収差のみRAW現像にて補正しています。


_DSC4554-501_201510082136378a9.jpg
先手はフルサイズです。
イメージサークルを一杯まで使うので光量落ちが発生しています。フォーマットが大きい分、被写界深度が浅くなるので大きくぼかすことができます。


_DSC5717-501.jpg
こちらはAPS-Cの作例です。
フルサイズ用のレンズを使っているため、収差と光量落ちが回避できます。フォーマットの関係で深度を深くすることができる反面、レンズによってはピントの位置が把握しづらくなる場合があります。



もう一つ行ってみましょう
各コマ共通事項は
「Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED〈NEW〉」
晴天5200K スタンダード
F5.6 ISO200
歪曲収差のみRAW現像にて補正しています。


_DSC4534-501.jpg
フルサイズは周辺が改善されます。被写界深度もF2.8よりも深くなり、APS-C機ほど深くなくとも立体感を得ることができます。


_DSC5707-501.jpg
APS-Cではフォーマットの小ささが活きて、フルサイズと比較すると深度どころか画面がパンフォーカス風になります。


感想に入ります。

今回の比較は強行のオンパレードで、ものすごく極端です。
焦点距離は大体それぞれ200㎜程度で、ここの作例ではレンズの関係でフルサイズが実は1.5倍くらい不利です(言い訳)
F2.8の作例はF5.6時のEV値からたどっていき、光量落ちを無理やり起こしています。露出の基準は比較的多くやってくる銀色の車体であわせています。

F5.6時の作例は順光時間に八広駅に着くことができず、「逆にいいじゃん」なんて思いながらこちらは無理やり面トップにて出しています。右ハシの緑色でも、2つの差異が見えたりします。


あくまで今回の比較は優劣を決めるものではなく、単なる参考になるかよく判らない微妙な資料に過ぎません。
「APS-C機とフルサイズ機を同条件でつかってみた」くらいの程度で見ていただければ、管理人としては幸いです。


今回の撮影は続編もありますので、一応程度でお楽しみに・・・
  1. 2015/10/08(木) 22:33:59|
  2. 比較小話
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

やっぱいつもの鉄橋

_DSC4119-502.jpg
ここは5ヶ月ぶりです。3年前と比べて手前の背の高い草が伸びてきました。

今日は咄嗟に撮りにいこうとして行動できて正解でした。
  1. 2015/10/02(金) 20:41:04|
  2. 京成
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

レンズの話題 50本目

なんだかんだで上手くストレスが発散できたようで、左耳でも音程がとれるようになりました。

んなわけで、10本毎になにか飛び出す回がやってきました。



























1040572-501.jpg
Ai-S Nikkor 50mm F1.4です。

逃げも隠れもしない「標準レンズ」です。


_DSC3498-501.jpg
まずは解放から1段絞ってF2での作例です。

厳密に周辺を気にしなければ、安定をとった場合の解像する最低ラインだと思います。


_DSC3752-501.jpg
解放はというと少し解像力に欠けます。

というより被写界深度が極端に狭いというのと、まず街の規模くらいなら光量に困ることが少なくなりましたので、絞って使うことをお勧めします。


_DSC3474-502.jpg
そもそも50㎜といえば、広角・望遠ともに大きな誇張のない基準のレンズです。これより長かったり短かかったりすれば、それらとして該当します。

裏を返せば、切り取り方次第で様々な表現が楽しめます。


_DSC3544-501.jpg
絞って遠景も1コマ。

        _DSC3534-501_201604032145126a7.jpg
F2での作例です。敢えて手前に情報を与えることで、50mmでも広角レンズのように見せることもできます。


        _DSC3526-501_20160329215432a97.jpg
こちらはF11で撮影したものです。被写界深度が深くなり、パンフォーカスなんて呼んだりしますね。


        _DSC3612-501.jpg
※踏切内にて安全確認後撮影
ぼけは普段からH Auto 50mm F2を慣れているせいか、そつない纏め方なレンズだと思います。


_DSC3514-501.jpg
見せ方によってはもっと望遠で撮ったようにすることもできます。

明るい時間のWBは晴天一択なのですが、少し黄色に寄るようです。


_DSC3590-501.jpg
わかる方なら内心で「もっと寄れ」って言いたくなりますよね。


_DSC3674-501.jpg
暗くなっても明るいF値がカバーしてくれます。

_DSC3731-501.jpg
単焦点レンズの強みは明るさにあると思います。

感度は3200。解像ギリギリのF1.7付近で1/350secが出せたので、少し振って周辺も気にならなくします。


_DSC5938-501.jpg
F2.8寄りの半絞りにて。シャッタースピードを稼がねばならない場合は多々あると思います。


溢れそうになってきたので、フタをして感想に入ります。

今回改めて試用してみて、深度の浅さと明るさに思わず「おっ」と言葉を漏らしてしまいました。
基本に立ち返るという意味で、今回は敢えて当規格を選びました。今も写真学校でいちばん最初に持つのは50mmで、ここから様々な撮影方法を覚えたり、課題をこなしていきます。

1歩寄る、引く、浅くしてマクロ風に使う、狭い空間で点を置く、お守りで忍ばせる……。使い方は撮り手にかかっている万能レンズです。もっといえば完全にレンズで遊ばれることのない、また、誤魔化しが通用しない難しい玉と意味をとることもできます。
私は35mmをベースにしているので、切り取りたい画面に1歩届かない場合や、強調して見せたい場合の補填役として使うことがあります。第2の懐刀といった具合ですね。

解像力はMF規格の50mmの中ではかなり安定の部類ではと思います。シャープネスも勿論あるのですが、先に出るのはニッコールオート規格ほど強くないキレとコントラストです。この味付けはどんな局面にでも合わせやすいです。そのため、ビギナーの「うまく撮影できない」は…そうですね、レンズの責任ではありません。
最初の1本として持つとするならば私は推せます。最新レンズで将来的に固めたとしても、表現ツールや大きさ、明るさといった点で恐らく手元で生き残れるくらいの目に見えないスペックは備えていると思います。

なお本レンズは現行品です。1981年リリースのMFレンズが新品で手に入れることができるという点は、大きいかもしれません。

久しく50mm F1.4という規格を使って、自分の手札が再確認できた1本でした。


↓メーカーのページはこちら↓
http://www.nikon-image.com/products/lens/nikkor/ai_nikkor_50mm_f14s/


最終更新 2016/11/21
  1. 2015/10/01(木) 22:10:01|
  2. レンズの話題
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

放問者

Author:放問者
御アクセスありがとうございます。

鉄道撮影と駅訪問を主体に活動中です。
今日も、きっとどこかの線路脇にいます。

レンズのデータは、
カテゴリのINDEX集からどうぞ!!

Party now(2017/04/12)
Body
・D700 × MB-D10
・D7000
・F2 Eyelevel(black)
・F-501

・LUMIX GF1
・KONICA S


・Nikkor N・C Auto 24mm F2.8
・NIKKOR-H Auto 28mm F3.5
・Ai-S Nikkor 35mm F2
・NIKKOR H Auto 50mm F2
・NIKKOR-S・C Auto 50mm F1.4
・NIKKOR P・C Auto 105mm F2.5
・Ai AF Nikkor ED 300mm F4S(IF)

・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
・Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED〈NEW〉
・Ai-S Zoom-Nikkor 80-200mm F4
・Zoom-NIKKOR Auto 43-86mm F3.5
・AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR II

・LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
・COSMICAR TELEVISION LENS 25mm F1.4

Testing 2

Twitterもやっております。フォローはお気軽にどうぞ
ID:@untenteisya_

ブログ内の画像の転載は原則認めておりません。
他媒体で使用のさいは必ず一度 ご一報 くださいませ。

最新記事

カテゴリ

未分類 (1)
レンズの話題シリーズ (95)
レンズの話題 (88)
INDEX集 (1)
比較小話 (6)
撮影報告 (308)
JR東日本 (97)
JR東海 (4)
JR西日本 (7)
京成 (75)
京急 (2)
名鉄 (4)
東武 (14)
西武 (1)
小田急 (9)
都電 (4)
東京メトロ (1)
新金線関連 (75)
中小私鉄・第三セクター (14)
機材インプレ (32)
作品といえそうな作品 (51)
停車場目録 (38)
撮影地ガイド (20)
つまらない話 (76)
どこどこに居ます (29)
あの日、あのとき (11)
info (6)

カレンダー

09 | 2015/10 | 11
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

FC2カウンター