酒々井の夜明け

多様なレンズを通して鉄道を見つめるNikon持ちのブログ 

前衛直掩機 【Panasonic LUMIX DMC-GX7】

そういえばこの機体に関してまだ触れていませんでした。


_DSC4307-501.jpg
本機の登場は2013年9月12日(1日延期になったので実質13日発売)
DMC-GF1が既にあり、2014年夏からなにも動かさずやってきて今年の7月に投入しました。

Mフォーサーズの拡張することの発端は、軽装で遠出したいという構想から始まりました。今年の夏はデジタルを本機とGF1で銀塩枠でF2だけ持っていくプランが実はありました。諸々あって、結果はいつもの重装でレンズを若干減らす編成で三江線までえっさほいさすることになりました。

高校時代はゴ●ックスなどと言いつつジャケンにして、大学時代は自分のワークフローにおいて使い物にならない(役に立たない)としか思っていなかったこのフォーマットとこのLUMIXシリーズでしたが、百聞は一見に如かずとはよく言ったものです。GX7を手に入れてからは可動するEVF(ファインダー)や常に表示できる電子水準器をはじめ、MP4で動画を残すこともでき、山盛りの飛び道具に恩恵を感じるようになりました。銀塩寄りの感覚でデジタル機を使っていたものですから、カルチャーショックもありつつ、「ここまでしてもらわないと...(以下自粛)」とも感じて呆れてしまいました。しかしながら便利なものは使い様ですので、在り難く私はそれにあやかり、ストレスなく被写体に集中できるのでございます。

_DSC4313-501.jpg
可動式EVFとチルト液晶(ハイアングルも下ヒンジの倒れた分だけモニターが動く)



使っていると完成度を感じながらも、コンデジや家電の延長のような諸々頼りない面もみえますが、UIやファンクションボタンなど操作がそこまでやらしくありません。嬉しいのが半押しAFを設定でOFFにすることができ、親指AFも設定可能でをシャッターボタンを完全独立できます。これさえ出来れば私としてはしめたものです。それに高感度もISO1600くらいまでは実用で、シンプルに1ステップ刻みで運用すると少ない動作で個人的に好みです。

連写もAFS時で秒間5コマと最低限は備え、AFFでも4コマは確保しています。高速連写に設定しても軽いタップで1発のみ切れます。ファンクションボタン(全部で9箇所もある)の割り当ては「ここの場所にこれがあったら便利だろう」といったものを割り当てるとユーザー好みの機体に仕上がります。


ざっと欠点は2つ。
まずは専用バッテリーがそこまで持たないことくらいですね。動画を連続で撮っていたり、手振れ補正を多用していると1つで丸1日持つかは怪しいラインとなります。複数台もって役割分担させていても、それでも少し心もとないです。予備バッテリーを持とうにもかなり割高で、一時期ではありましたが販売店の品切れが目立つことがあったため、もし予備を買うとなると在庫を確認すると安心できそうです。
もう一つはモニターとEVFの彩度が高いことです。モニターの明るさや色調整はカメラ内でできます、適正露出にも関わりますのでここは少し気を使います。


総括として クラスの中では満足な機体 だとみております。
しかしどこか頼りないです。ですが如何でしょう、ご家庭の家電は今年で何年使われていますか?? そこを見ていくと歩いた後ろに道が出来ているのではという気でならないのです。投入コストも中古相場では3万円せず手に入れられる点もかなり好感がもて、お買い得機種でもあります。


_1220221-501.jpg
最後にいつもの1カットを。
正直あまり過度に期待しないで緩く撮るのが一番しっくりきます。本機で手に負えない場合は、強面のNikon機が腕を組んで鎮座していますのでこれはこれ。電子シャッターで無音にもできる点は隠密性にも貢献できるので飛び抜けたものもあります。

まさに、メイン機を護る存在です。持久力には欠けますが単独では快速で踏み込めます。



さて恒例の鉄道車両に置き換えたらですが、直流限定運用と改めて加速に転嫁したワンマン対応オールロングシートの521系ではないかと思います。


メーカーのページはこちら↓
http://panasonic.jp/dc/p-db/DMC-GX7.html


最終更新 2017/11/20
  1. 2017/11/20(月) 22:10:19|
  2. 機材インプレ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「ここのD4を全部みせてください」

_DSC4916-501.jpg
散々、呆れかえるほど、相当悩んでこの決断としました。またD700で首を繋げるプラン…D3Sで再度貯金して切り捨てるプラン…そして覚悟してD4を手に入れるプラン…。

結果として、現行で使用してきたD700の上カバーの浮きが見つかり、事態が急展開の運びとなって他のプランでD600だの言ってる余裕がなくなりました。遠回りすれば逆に高くつくのでもう迷いはないです。
昨日の某中古店にて、5台あった中から1台を選んでまいりました。ロットの情報など細かく分析すればよかったのですが最終的には右手に頼って決めました。

少しばかり動かした感想は次世代機だと感じるほど進んでいました。グリップを持った段階でそれは感じ、AFの食いはその先にスペックもあるというのに強化が見受けられ、レリーズ時の像消失時間は短縮が目に見えてわかりました。取り回しにまだ慣れませんが、今年中には最前線を本機にスイッチさせたいです。いまはD700と共通運用で徐々に慣らす予定です。


もっとも感じたのは、銀塩機から続く各歴代フラッグシップ機にしかないあの“カメラ側から後押しされるあの感覚”でした。


  1. 2017/11/02(木) 23:16:03|
  2. 機材インプレ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

残念の言葉しか出ない銘機 【Nikon D7000】

0966-501.jpg
資金繰りとモデルにおける事由で手放しましたD7000をそろそろ紹介したいと思います。

発売は2010年10月29日。
連写・ファインダー視野率はD300に順じ、常用感度はISO100~6400 高感度側のみ拡張でISO25600まで選択ができます。記録媒体はSDカードのダブルスロットです。
前モデルであるD90から中身の進化は勿論のこと、外装もマグネシウム合金を積極的に使用した上級機のような風格を手に入れたカメラでした。

 持つことにつかれたPENTAX K-5からの置換えとして2016年10月21日に投入しました。発売から1年くらいまでの当時は、なんだかトレンドとして私の環境では持っている例が多く、「誰でも持っているカメラ」として誠に嫌厭しておりました。サブで持っていたりや初心者が背伸びして使っているのもよく見ました。それだけ汎用性があった機体だったのではと思います。
 時は巡り、背に腹は代えられないと、投入コストの関係で私の手元にもやってくることになりました。2万円弱かけてD7100も視野にはありましたがバッファや画素数の面で最良を選んだわけです。AF-S18-55VRⅡを手に入れると、最軽量で満足にパフォーマンスのできる直掩機となりました。
与えた影響としては、マウントを統一のメリットもありますが、UIの統一もできD700の仕事量を今度こそ減らすことに成功したのは大きかったです。また画素数だけで考えれば一歩譲るためパワーバランスも程々にとれ、D300よりも小さい機体は、小規模な撮影や中判クラスのカメラを運用する際のデジタル枠としての 出番の作りやすさ にも貢献しました。今やあって当たり前のライブビューや静音撮影モード(Q)は使ってみるとD5000時代の感覚を呼び戻すものがありました。

 AFの信憑性が殆ど無いことは最低最悪のデメリットであります。真ん中1点は使えて当たり前ですが、11点(セレクトの簡略化のため)に絞って周りの4箇所は次点でそれ以外はおまけか罰ゲームかといった具合です。名鉄名古屋駅の明るさで低速で侵入する列車をAF追従できなかった(本体は合焦判定)わけですから、自分のワークフロー内では「使えない」と判断せざるを得ませんでした。はっきり申し上げますと理屈を解剖できないユーザーはもっと不便を強いられます。唯一の不満ではありますがAF回りは死活問題です。但しはき違えてはならないのは「全く使えない」訳ではないので、理屈は知り線引きは自分の手で引きましょう。最悪、「使わない」という手段も丁重に用意があります。


 D300との違いは、高感度がISO3200くらいまで実用の範囲をマークし、ファインダー内水準器などの飛び道具が装備されているところにあります。最安を念頭にゼロスタートで中級機を投入したいとなるとD300と本機の二択になると思います。両者とも優れている点が多数ちりばめられているので、自分は写真表現のツールとして何がしたく、どこまで広げたいかでレンズに割く予算とも調整すればよろしいかと考えます。両方つかった私個人の意見は、AFが欲しく屋外は昼しか撮影しないならD300で、静物や夜間の撮影が噛んでくるならD7000といった選択をお勧めいたします。写るだけで満足なら本機よりも適当なミラーレス一眼のほうが費用対効果があります。



_DBC3619-502.jpg

最後に本機で撮影した1カットを。
HDDを見返すと駅や車内で使っているケースが多かったです。また高感度も伸びる点は評価でき、揺れる山陰本線の列車内から
80-200mm F2.8Dの望遠端でも、こうして1/180secが稼げるわけです。出先でD700が結露で戦闘不能になったケースがあり、心もとなかったD300でしたが、もし発生したら払しょくできる程度のポテンシャルが本機の強みではと感じます。



恒例の鉄道車両に置き換えたらですが、VVVF化して空転にめっぽう弱くなった205系600番台ではと考えます。


↓メーカーのページはこちら↓
http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d7000/index.html
  1. 2017/09/28(木) 22:41:04|
  2. 機材インプレ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

どこから出てきた 【Welta Belmira】

後輩から「是非つかってみてほしい」と言われたのでレビューしようと思います。



_1090101-501.jpg
Welta Belmiraというそうです。レンズはテッサータイプのカールツァイス 50mm F2.8を搭載しています。
シャッターの最速は1/250secで、最短撮影距離は0.8mです。


この画像で気づかれた方もいらっしゃると思います。シャッターはヘリコイドの左隣にある突起部分です。


_1090113-501.jpg
使うフィルムは135フィルムで、裏ぶたとスプールが独立します。


_1090109-501.jpg
裏ブタの底面です。

三脚ネジ穴の脇に蓋のロックがあります。その隣にリバースボタンもありますね。


_1090104-501.jpg
蓋をつけると背面はこんな感じ。

向かって右上にファインダーがあり、フィルム巻き上げは左のレバーを外へ進ませます。余談ですがたまにジャムります。



IMG041-501.jpg
作例に行きます。すべてEPSON GT-X980にてスキャン

注目すべきは転回禁止の道路標識の赤色です。また道路だけをみても細かな色使いだと思います。


IMG040-501.jpg
エッジの出方もかなりのキレです。


IMG043-501.jpg
ぼけの参考に寄ったものも。




所見に入ります。

個体の都合上、絞り羽根がきちんと纏まらない(絞れない)ため、すべて絞り解放で使用しました。またファインダーもあるようで無い状態ですし、連なってピントは目測で合わせます。おまけにフジの記録用カラーフィルム(ISO100)を詰めてしまったため曇天や夕暮れ時が多いです。まぁひと手間を手軽に楽しめました。

このほか外観はそのままでほかのレンズを搭載したものもあるようです。


描写に関しては絞ったかのように恐ろしく写りますが…レンズがいい印象なので、ちょっと変わり者ではありますが実用機に数えてもいいかと思える機体でした。





  1. 2017/07/06(木) 21:48:10|
  2. 機材インプレ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

真珠の入線

_DSC4658-502.jpg
小西六Pearl IIです。

2013年秋より、マミヤ645(1000S・Super・PRO)から検討が始まった中判カメラ戦線投入構想が、ようやく本機で落ち着きました。

決め手は
世相が35mmのデジで定着してきていること、
それを基盤として周りが使っていることで小手先のやり口がほぼ頭打ちであること、
小型で取り回しがそこそこよく、最低値の編成での火力を底上げし確保すること。でした

外観は蛇腹は良好で二重像も文句なし。張り革は落ちている箇所があり、亀裂もありますが1952年モデルであることを考えるとあまり気にしてません。赤窓のスライドが緩かったり、ヘリコイドだけぎこちないですが、元気な子という印象で迷わずお買い上げとしました。



511-018501.jpg
モノクロ1本を撮って現像しました。初っ端から感光という出だしから躓く結果となりました。

どうも巻き取り軸でうまく巻いてくれず たわみ が発生してしまうので、慣れと根気で撮っていく方向で行きたいと思います。





  1. 2017/05/18(木) 12:19:25|
  2. 機材インプレ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

プロフィール

放問者

Author:放問者
御アクセスありがとうございます。

鉄道撮影と駅訪問を主体に活動中です。
今日も、きっとどこかの線路脇にいます。

レンズのデータは、
カテゴリのINDEX集からどうぞ!!

Party now(2017/11/15)
Body
・D4
・D700 × MB-D10
・D300
・F2 Eyelevel(black)
・F-501

・LUMIX DMC-GF1(貸出中)
・LUMIX DMC-GX7
・OLYMPUS PEN-D
・Konishiroku Pearl II

Lens
・Ai-S Nikkor 35mm F2
・GN Auto NIKKOR·C 45mm F2.8
・NIKKOR H Auto 50mm F2
・NIKKOR-S・C Auto 50mm F1.4
・NIKKOR P・C Auto 105mm F2.5
・Ai AF Nikkor ED 300mm F4S(IF)

・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
・AF-S Zoom-Nikkor 24-85mm F3.5-4.5G (IF)
・Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED〈NEW〉
・Ai-S Zoom-Nikkor 80-200mm F4
・AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR II


・COSMICAR TELEVISION LENS 25mm F1.4

・LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.(貸出中)
・M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R(貸出中)

Testing 2

Twitterもやっております。フォローはお気軽にどうぞ
ID:@untenteisya_

ブログ内の画像の転載は原則認めておりません。
他媒体で使用のさいは必ず一度 ご一報 くださいませ。

最新記事

カテゴリ

未分類 (1)
レンズの話題シリーズ (102)
レンズの話題 (95)
INDEX集 (1)
比較小話 (6)
写真の効能書き (10)
べんりなもくじ (1)
撮影報告 (330)
JR東日本 (103)
JR東海 (4)
JR西日本 (8)
京成 (81)
京急 (2)
名鉄 (4)
東武 (14)
西武 (1)
小田急 (9)
都電 (4)
東京メトロ (3)
新金線関連 (81)
中小私鉄・第三セクター (15)
機材インプレ (30)
作品といえそうな作品 (52)
停車場目録 (42)
撮影地ガイド (20)
つまらない話 (80)
どこどこに居ます (34)
あの日、あのとき (16)
info (6)

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

FC2カウンター