酒々井の夜明け

多様なレンズを通して鉄道を見つめるNikon持ちのブログ 

真珠の入線

_DSC4658-502.jpg
小西六Pearl IIです。

2013年秋より、マミヤ645(1000S・Super・PRO)から検討が始まった中判カメラ戦線投入構想が、ようやく本機で落ち着きました。

決め手は
世相が35mmのデジで定着してきていること、
それを基盤として周りが使っていることで小手先のやり口がほぼ頭打ちであること、
小型で取り回しがそこそこよく、最低値の編成での火力を底上げし確保すること。でした

外観は蛇腹は良好で二重像も文句なし。張り革は落ちている箇所があり、亀裂もありますが1952年モデルであることを考えるとあまり気にしてません。赤窓のスライドが緩かったり、ヘリコイドだけぎこちないですが、元気な子という印象で迷わずお買い上げとしました。



511-018501.jpg
モノクロ1本を撮って現像しました。初っ端から感光という出だしから躓く結果となりました。

どうも巻き取り軸でうまく巻いてくれず たわみ が発生してしまうので、慣れと根気で撮っていく方向で行きたいと思います。





  1. 2017/05/18(木) 12:19:25|
  2. 機材インプレ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

はじまりのFマウント

_DSC2663-501.jpg
迎えたものもあれば、手放したものもあります。

Fマウントを語るうえで絶対に避けては通れないカメラである F です。
発売は1959年6月。小型で取り回しがよく、豊富な交換レンズ、アクセサリーをもつシステムカメラとして、また大型のレンズまで装着できる新開発のマウントである「Fマウント」を備えます。このほか当たり前すぎて気づきにくいものとして、自動絞り機構(レンズ装着時のファインダー像が常に解放値に設定されてるアレ)やプレビューボタン(被写界深度を確認するやつ)など、挙げればきりがないほど多数取り入れられました。過酷な条件下でも同様に動作する耐久性も忘れてはなりません。


投入の経緯は2016年春に大学の同期が破格の値段で譲ってくれたところからです。当時はNikomat FTNで撮っていました。NewFM2、F4S、F2フォトミックAと自ら所有してきて、手放してきた中で本機と巡り会いました。
自持ちのAuto50mm F2でフィルムを入れて試写した際には「お前、ついてこれるか?」と問われた気がします。露出ワークは目測でも一定ラインは組めますから、ある意味で本機にはいびられましたね。しかしながらそれを押し返すだけの力はあったようで撮影にストレスは全くありませんでした。本機は1964年のロットで少なからず50年と少しは誰かの手のもとにあり、私に回ってきたのですから、手元にあるまでは恥じない撮影をしていこうと思いました。

ソフトシャッターレリーズのAR-1も手に入れ、2016年の夏からポジフィルムでの撮影でD700とならぶ主力機となりました。デジタルでは誰かと必ず同じものを撮るだろうと、また需要がなくなってきているフィルムに貢献する意味があります。Twitterや、ブログ内のレンズの話題シリーズで明確な情報として紹介したいためメモもつけ、半ば中判カメラのような使い方をしました。使っていくとなかなか親しくなっていき、大学時代にテストついでに買って調べてきたフィルムのデータを思い出しながら撮る行為が、愉しみになりました。

一方で手放す要因もあります。
それはF2を先に使っていたのも起因します。シャッターロック機構がないために巻き上げ後に撮影不要となった際に、誤爆して1カットを無駄にするケース。ほかにも1/1000secが最速のため感度400のフィルムが使いづらいこと、また、ショートレンジで編成写真を撮影する際は被写体の速さに負けてしまうことなど、少し主力で使うには難しい場面を見てしまいました。
35mm一眼レフカメラにしかできない撮影がしたいと思うようになり、2017年4月12日にF2アイレベルへ乗り換えました。

ルーチン操作まわりはレンジファインダー機のSシリーズと同じです。簡単に申し上げるとSPやS3以降のモデルを一眼レフタイプにしたと思えばFの操作は簡単です。
通常の手巻きタイプのフィルム一眼レフカメラと違う点は、巻き戻しの際に底面のボタンの代わりに、レリーズ部分のギアをリバース(R)に持ち上げてかけ巻き戻し、フィルムを抜いたらギアを戻して空シャッターを切って戻すところですね。また裏ぶたはスライド式で独立します。紛失は無いと思いますが、取り落としには注意です。これ以外にも細かい部分にたくさんの工夫が見られます。探してみると面白いかもしれません。
あともう1つだけ。個人差はありますが、快適にホールドしたい場合はAR-1の装着を強くお勧めします。握る際も右手は薬指と小指をセルフタイマーのレバーに沿えるようにかけるとしっくり持つことができます。

これ以上申し上げることもないでしょう・・・どんな被写体や規模になろうと本機は撮り手に完全依存します。そして、多様なものが入り混じったこの感覚は手にとり、フィルムを通した者だけが知ることができます。
アイレベルの場合は露出計が未搭載です。慣れないうちは入射式露出計を携帯するか、露出をキチンと出せて適性露出を確実に読み慣れたデジタルカメラを使うとそこまで怖くありません。あとは慣れと経験を積んでいくだけです。臆するならそれまでです。



17293-4501.jpg
最後に本機で撮影した1コマを。

スキャンデータでのご紹介ですがフィルムはトライXで、583系の最終運行を撮ってまいりました。いまも歴史を刻む現役同士で邂逅する原点回帰がやりたかったのと、撮り手自身が平成生まれのJR世代のため、少しでもそこへ行きたかったという思いでFとトライXの組み合わせで起用しました。(曇り予報でRVP50が使えないという苛立ちもあります)
もちろん現像はラボやDPEには出さず、遠征の帰りに秋葉原でD-76を手に入れて原液で手現像です。写真の終着点としたいプリントもどこか暗室でやろうと思いますし、自らの力で本質を追いかけられる愉しみを最後まで味わいたいです。


全世界でのあらゆる現場で使われ、マウントは2017年4月14日時点で未だ使われています。Gタイプレンズ以降は互換性に多少の難はありますが、絞り環さえあるDタイプまでのレンズでしたらデジタルとの組み合わせでも最前線で使うことができます。


恒例の鉄道車両に置き換えたらなのですが、私の使い方でしたら引退末期のキハ58系・28系で、普通列車か快速だけやってる運用ではないでしょうか。

最終更新 2017/04/14


  1. 2017/04/14(金) 15:08:25|
  2. 機材インプレ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

本物をふたたび

_DSC2758-501.jpg

案件が片付いてから買おうと、ある中古店に運よく残っていたブラックボディのF2アイレベルです。

以前クロームメッキのF2フォトミックAを所有していました。当時は拾い集める速さを重点にしていたため、惜しみながら手放してしまいました。シャッターロック機構や1/2000secのメカニカルシャッターに必要性を感じ、先日の583系さよなら運転の撮影で我がパーティーの大役を担った前モデルであるFを生贄に手にしました。
F2のアイレベルはそこそこな値段がするのですが、手に入れた本機は並品の実用向けで安かったため買ってしまいました。戦果を挙げてさらにツールとして馴染んだら行きつけの修理店で全般検査を通そうと考えております。

試写ついでにNEOPAN100 ACROSを詰めて今日は撮っていました。巻き上げストロークやAR-1で背伸びさせたレリーズ周りはとても使いやすく、やはりフラッグシップ機特有の「いけ」と訴えかけるような後押しを感じます。

大事にしていきたいですね。




  1. 2017/04/13(木) 21:40:44|
  2. 機材インプレ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

写ルンです を使ってみた

        _20170302_10200.jpg
ある店舗で安かったので約9年ぶりに買ってみました。使い捨てカメラ、レンズ付きフィルムことシンプルエースです。

どんなものが撮影できるのか見ていきたいと思います。



01067-501.jpg
画角は富士フイルムのページにある「主な仕様」のとおりでだいたい35mmの目測でいけます。


01052-501.jpg
プラスチック1枚でよく写りますね。光量落ちも確認できます。


        01059-501.jpg
1/140secなので、動体や少し慌てて撮るような状況では諸々ブレを発生させます。落ち着きましょう


01048-501.jpg
こちらは暗くなってきた時間に撮影したものです。感度400とはいえF値が小さくラチチュードで持ち上げているのがわかります。

指が入ってしまったのですが、ファインダーでは確認できないので要注意です。


        01056-501.jpg
線路わきの道より隙間にカメラだけ入れていただきました。上着のポケットに入る小ささも魅力です。


少しばかり感想を。

楽です。こんな楽なカメラはありません。このほか、根元から2度巻き上げて撮りたいときにもう一巻きさせると撮影可能な位置に泊まることに気づきました。35mmで目を慣らしている方なら上着の中で巻き、サッと出して撮影し、またしまう。スナップに便利なツールではないでしょうか。

嵩張らないのでデジタルオンリーのパーティに加えてもいいなと感じる機会でした。


画像はGT-X980でスキャンしたものを上げています。本当は同時プリントしてL判をスキャンしたものをあげたかったのですが・・・

↓メーカーのページはこちら↓ (主な仕様へ飛びます。)
http://fujifilm.jp/personal/filmandcamera/utsurundesu/standard/simpleace/specs.html



  1. 2017/03/02(木) 13:05:38|
  2. 機材インプレ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

かばんの記事

なにか書ける記事をと思って鞄を目にしてしまいました。そんな単純は発案で今回はカメラバッグを取り上げたいと思います。


_DBC4519-501.jpg
紹介するブツは
ハクバ SLD-RS-ZSBMBK レジスト ジップショルダー M です。


_1060005-501.jpg
外側から見ていきますか。フロントのバックルを外した中身です。

撮影済みフィルムや定期入れといった小物類を入れるのに最適なスペースになっています。このブロアーは必ず入れてます。


_DBC4492-501.jpg
反対側のポケットにはICカードを入れて即座に出せるようにしています。あと入れるならネットで出力した地図やメモあたりでしょうか。

マチの参考のためにフィルムケースであえてこじ開けています。



_1070005-501.jpg
さぁ恒例の中身です。
左から
・Nikkor N・C Auto 24mm F2.8 (ここに貴重品などを一緒に入れる)
・D700+Ai-S35mmF2付
・Ai AF Nikkor ED 300mm F4S(IF)
です。

ほかには、
標準レンズ付のAPS-C機1台、70-300クラスか現行のAiAF80-200mm F2.8Dが1本と小ぶりな単焦点レンズが搭載できます。
また、手前のポケットにはA4クリアファイルが入れられます。


_1060003-501.jpg
メッシュホルダーの反対側はポーチが括り付けられるようになっています。



そのほか使用感などを。

使っていてデメリットなのは、肩掛けベルトを短くしてたすき掛けで使うと肩当てが右肩までしか来ない点と、身に着けているとだんだんベルトが緩んできてしまうところくらいですね。メインのファスナー部分の加工は簡単に剥がれ落ちます(落ちました)。

主な用途は小規模作戦でD7000を中心に運用するときによく使います。日帰りや、1泊2日くらいの行程でリュックと本カバンでいったりなど、付属編成の役割もこなしてくれます。見た目が完全なカメラバッグではないので、メッシュホルダーを使わないで小型機と飲み物を中へ収納するのもアリですね。



こんなところでしょうか。
中古で見かけた際の参考にどうぞ・・・。


最終更新 2017/02/17


  1. 2017/01/22(日) 22:40:34|
  2. 機材インプレ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

プロフィール

放問者

Author:放問者
御アクセスありがとうございます。

鉄道撮影と駅訪問を主体に活動中です。
今日も、きっとどこかの線路脇にいます。

レンズのデータは、
カテゴリのINDEX集からどうぞ!!

Party now(2017/05/12)
Body
・D700 × MB-D10
・D7000
・F2 Eyelevel(black)
・F-501

・LUMIX GF1
・KONICA S
・Konishiroku Pearl II

Lens
・Nikkor N・C Auto 24mm F2.8
・NIKKOR-H Auto 28mm F3.5
・Ai-S Nikkor 35mm F2
・NIKKOR H Auto 50mm F2
・NIKKOR-S・C Auto 50mm F1.4
・NIKKOR P・C Auto 105mm F2.5
・Ai AF Nikkor ED 300mm F4S(IF)

・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
・Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED〈NEW〉
・Ai-S Zoom-Nikkor 80-200mm F4
・Zoom-NIKKOR Auto 43-86mm F3.5
・AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR II

・LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
・COSMICAR TELEVISION LENS 25mm F1.4

Testing 2

Twitterもやっております。フォローはお気軽にどうぞ
ID:@untenteisya_

ブログ内の画像の転載は原則認めておりません。
他媒体で使用のさいは必ず一度 ご一報 くださいませ。

最新記事

カテゴリ

未分類 (1)
レンズの話題シリーズ (97)
レンズの話題 (90)
INDEX集 (1)
比較小話 (6)
撮影報告 (311)
JR東日本 (98)
JR東海 (4)
JR西日本 (7)
京成 (77)
京急 (2)
名鉄 (4)
東武 (14)
西武 (1)
小田急 (9)
都電 (4)
東京メトロ (1)
新金線関連 (75)
中小私鉄・第三セクター (14)
機材インプレ (33)
作品といえそうな作品 (52)
停車場目録 (39)
撮影地ガイド (20)
つまらない話 (76)
どこどこに居ます (29)
あの日、あのとき (12)
info (6)

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

月別アーカイブ

最新コメント

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

FC2カウンター