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酒々井の夜明け

多様なレンズを通して鉄道を見つめるNikon持ちのブログ 

【写真の効能書き】 第8回 カバンの中身

少し前回までは理屈っぽかった内容でしたので今回は気楽なもので行きます。

_DSC9606-501.jpg
今回はタイトルにもありますように、鞄の中身をざっとご紹介したいと思います。ここでは暖地に限り、自宅からだいたい50km圏くらいまでの日帰りを想定しています(長距離ネットカフェ連泊重兵装プランもどこかでやるよ)。

なお、目的や場所によっては必要なものが異なってきますので、目安程度にご覧ください。



_1220361-501_20170914155301508.jpg
あまり深く考えずにざっと思い出しながら約5分で並べてこんな感じです(財布・その他貴重品は除外する)。

① カメラ本体
② レンズ(用途、目的によって本数は決める)
③ 三脚(なくてもいい)
④ メディア
⑤ ケーブルレリーズ
⑥ 懐中電灯
⑦ バッテリー
⑧ ファイル
⑨ ブロアー
⑩ 時刻表
⑪ フィルム(銀塩持参の場合)
⑫ モバイルバッテリー
⑬ 常備薬
⑭ 筆記用具・メモ張
⑮ 柔らかい布
⑯ 飲食物

ざっと解説を
写真を撮りに出かける場合、① カメラ本体をはじめ、② レンズ、④メディア、⑦バッテリーは最低限確認してください。特にメディアとバッテリーは身内まわりでも、またTwitterのTLでも時折みかけますので気をつけましょう。

③三脚はあると便利です。行程が出来ている場合は使用頻度と相談して、持っていくか否かは決めるといいと思います。⑤ケーブルレリーズは夜間や暗所でスローシャッターを切りたい時に使用します。

⑥懐中電灯も暗所用の装備です。手元の照明のほか、位置を知らせる役目もありますのでお勧めです。有事に備えて… また、ひも付きの物でしたら三脚のフックにかけると効率がいいです。⑧ファイルは後述にて。

⑩時刻表は鉄道絡みの撮影では少なからず言わずとも必要になります。全国版でなくとも、キオスクで売っている支社版の小さいものや、プリントアウトしたものでも便利ですし、スペースに貢献できます。

⑫モバイルバッテリーと⑬常備薬は転ばぬ先の杖です。画像は胃薬と頭痛薬です。私は頭痛の頻度がそれなりにあるので頭痛薬は携帯しているようにしています。頭痛状態で撮影とか自ら難易度HARDにしたいのでしょうか、残機やリセットボタンなんてありませんので勘弁してください。

⑭筆記用具は個人的に携行しています。私は乗車した列車の車番と列車番号の記録をとっています。そのほか必要性のある情報は早々にメモしておくと後々思い出せるツールになり得ます。数年後に見返すと財産になり得ます。

⑮柔らかい布、⑨ブロアーはカメラのケアで使います。忘れがちになるので鞄の数だけ用意して忍ばせておくのも手段です。

⑯飲食物は備えると便利です。行く場所によっては店舗はおろか自販機すらないところもあり得ますし、場合によっては留まって長期戦になることも想定されます。なんでも構いませんので、見ただけで味がわかるような慣れたものを携行しましょう。


_DBC2344-501.jpg
それでもって⑧のクリアファイルは、地図やチケットなど、その日に使用する書類等を雨に濡らさずに収納できます。
通常のファイルと違って鞄から取り出すだけで見られますし、チャックで閉じますのでばらける心配がありません。100円ショップで手に入りますので大変お薦めです。タオルも入ってると多用途で使えるのでいいですね。


※なお、これが最適解ではありません。何が必要かはユーザーのニーズに依存しますので自身でフィードバックしていきましょう。


本当は、この企画はお盆前くらいにやる予定でした。気づいたら青春18きっぷのシーズンも終わりと逃した感しかありません。
今年はなんだかシルバーウィークなるものもあるそうですし、これから冬にかけて出かけやすい頃と思います。ともあれ時期に関わらずいいものを残していきましょう。


今回のまとめ
学び舎を超え、忘れ物が発生すると今度こそ自分に100%降りかかってきます。



・・・次は何をやろうか。

  1. 2017/09/14(木) 17:01:30|
  2. 写真の効能書き
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【写真の効能書き】 第7回 適正露出の出し方・フィルム感度(ISO感度)

さて、重要な回がやってきましたよ。第7回はそれらの使い方に行きたいと思います



第5回・第6回で絞りとシャッタースピードの要素だけ軽く触れました。

それぞれの効果をおさらいします。

絞り( F値)は、
数字が大きければピントの合う範囲が広く、小さければ狭くなる。F値は絞り込むとその分だけ光量を遮断する。

シャッタースピードは、
数字大きければば動くものをとめて、小さければブレが発生する。フィルムに光を与える時間を示しているので速いほど暗くなる。

でした。ここまで押さえていれば次にやることはそれらの「組み合わせ」になります。


一例をご紹介したいと思います。

_DBC2169-560.jpg
1/60sec F5.6

_DBC2168-530.jpg
1/30sec F5.6

_DBC2165-515.jpg
1/15sec F5.6

_DBC2166-508.jpg
1/8sec F5.6

_DBC2167-504.jpg
1/4sec F5.6


F値はそのままでシャッタースピードのみを変えて撮影しました。いちばん適したものはどれでしょうか。いちばん近いのは幾つかモニターを見た限りでは1/15secがいちばん近いと思います。シャッタースピードをそのままにF値だけを動かしても同様の効果があります。しかし、被写界深度が変化します。

いちばん明暗差がないものを「適正露出」といいます。1段刻みで撮影しているため、間が欲しい場合は1/30sec ~1/15secの数字で撮影するともっと近い露出で撮影ができます。古い銀塩カメラでない限りは露出計がついています。まずは落ち着いて、インジケータ表示の振れ幅がないところで切ってみましょう。時間に余裕がある場合は暗め、明るめの物も残しておくと後々便利です。


撮影までの手順は
発見→撮りたい画面を決定する(ピントも作る)→光量をみて露出を決める(まずは適正露出を知る)→撮影

になります。納得いかない場合やきちんとした露出が得られない場合は、場所を移動したり露出を作り直したりで上記の繰り返しをします。


目的の撮りたいものに応じて、あとはひたすら応用になってきます。焦点距離にもよりけりで一概にいえませんが、標準レンズの50mm(FXフォーマット)の場合は遅いシャッタースピードでも1/60secまで稼ぐところから始めるのがいいと思います。
なお上の作例はシャッタースピードでもおわかり頂けるとおり「三脚」を使用しています。立てられる場所である場合に限り、手振れを回避できる手段ですので持っている場合は一考です。




あとここまで来ればフィルム感度(ISO)になります。
簡単に申し上げるなら、感度が高ければ高いほど露出が稼げます

数字は
......25、50、100、200、400、800、1600、3200、6400、12800、25600、51200......
と倍の数字になっていきます。デジカメでしたら1/2・1/3ステップで細かく設定できます。


_1130990-501.jpg
しかし、作例を見てみましょう。。。こちらが大本の画像になります。


200.jpg
ISO200

3200.jpg
ISO3200

25600.jpg
ISO25600

等倍拡大した画像を並べてみました。ご覧になってわかりますように、画像がどんどん粗くなり、数字が高いほどノイズが増えてディテールが失われていきます。

正解は全くありませんが、できる限りノイズ・粒子の少ない低感度での撮影をお勧めします。
私の場合は、ひとまずISO400で括れない場合まではISO400までで調整しています。それでも暗かったり、夜の撮影となる場合は、明るいレンズ(解放が若いF値のレンズ)に切り替えたり感度もISO3200・ISO6400まで引き上げて撮ったりします。

_1130997-256.jpg
こちらはISO25600の画像の大本になります。一見変わりが無いように見えますがそれはモニターやこの大きさで見ているからの話。試しに高い感度で撮影して、A4や六切りくらいのサイズでプリントしてみることも提案いたします。

どんなデジカメでもどこまでが実用範囲かは様々です。まずはお手持ちのカメラで調べ、つかえる限界を調べてみてください。



今回のまとめ
屋外・屋内ともに、光量を観察してみましょう。


今回のヒント
EVatai.jpg


あまり気にせず書いていたらそこそこ長くなってしまいました。
基礎的な知識ゆえ難しい部分があるかもしれません。まずは無理せずトライして失敗することが近道につながりますし、次回の余裕を生みます。また少し意識して時間を使って撮るのも近道になり得ます。

なんか偉そうに書いてきましたが、このコーナーは飽くまで「きっかけ」に過ぎません。他媒体も積極的に使い、自身の知識にしてください。


次回も何か書きます。おたのしみに・・・






・・・何人の読者がここまで読んでくださるだろうか
  1. 2017/08/10(木) 16:24:46|
  2. 写真の効能書き
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【写真の効能書き】 第6回 シャッタースピード

第6回も避けては通れない内容を取り上げます。

今回は「シャッタースピード」についてです。私含め、動くものを撮る方にとってはかなり気を遣う部分ではないかと思います。

代表的な数字は
......4sec、2sec、1sec、1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60、1/125、1/250、1/500、1/1000、1/2000......
と、だいたい半分刻みくらいで調節できます。絞りの設定同様に、そこから1/2、1/3刻みで細かく設定できる機種が多数あります。

前回のF値と同じくシャッタースピードはフィルム(センサー)に光を与えてやる時間の事をさします。数字が速ければ速いほど光を与える量は減るため暗くなり、遅ければ明るくなります。詳しいことは次でF値とまとめて取り上げますね。


シャッタースピードを意識したらどうなるか簡単な作例を挙げたいと思います。


_D7X9977-501.jpg
1/3000sec

_D7X9982-501.jpg
1/30sec

簡単に申し上げますと、シャッタースピードを速く設定すれば動いている物、ここでは水の流れを「とめる」ことができ、遅く設定するとで水の流れにブレを発生させ、画面内に動きと変化を与えることができます。

このシャッタースピードの数字は「露光時間」ともいいます。



これを踏まえて、実用的な例を見てみましょう。。。

_DSC9672-501.jpg
①1/60sec

_DBC2148-501.jpg
②1/2000sec

繰り返しになりますが、シャッタースピードは速ければ速く設定するほど、動いてるものをハッキリと写しとめる効果があります。特に作例①は「被写体ぶれ」といい、列車のディテールがぼやけています(ナンバープレートやいちばん近い電柱付近に注目)。

列車などの乗り物の場合は、動いている姿を想像されるとわかりますように速さは様々です。それに応じた速さの設定が求められます。

※比較の際、別々の列車を撮ってしまい速さにバラツキがあると説得力に欠けてしまいます。三脚にカメラ2台をセットし、ほぼ同じ焦点域のレンズ、センサーサイズも併せて1本の列車を同時に撮影しています。



DSCN5804-501.jpg
また手持ちの場合ですと、あまり遅い数字の場合はよく聞きます、「手ぶれ」を起こしてしまい画面全体がハッキリ写らなくなります。

じゃあ常に速いシャッタースピードでしっかり写せばいいじゃん と思いたくもなりますが、その辺りについては次回で触れたいと思います。


今回のヒント
どうしたらブレてしまうのか、すこし探ってみましょう。


さて、また素材から集めてきます。



最終更新 2018/03/20

  1. 2017/08/04(金) 15:47:29|
  2. 写真の効能書き
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【写真の効能書き】 INDEXページ

なんかノリで始まりました「写真の効能書き」シリーズです。

ここでは、筆者が今までの環境で経験してきた写真の知識のようなものを綴っていくコーナーでございます。
本当に初歩的なものから何だかよく判らないものまで、幅広く展開できればと考えております。

各リンクは別ブラウザで表示します。

第1回 まず撮ってみよう
第2回 フィルムの入れ方
第3回 プリントです
第4回 フィルムの取り出し方+α

第5回 絞りと被写界深度
第6回 シャッタースピード
第7回 適正露出の出し方・フィルム感度(ISO感度)
第8回 カバンの中身

第9回 ピント
第10回 鉄道写真 -その1- 停車中の列車を撮る
第11回 簡易防湿庫の作り方
第12回 画角

第13回 写ルンです の現像時にCD書込みを頼んでみた
第14回 50mmの使い方
第15回 鉄道写真 -その2- 動いている列車を撮る
第16回 画角ごとの「ぼけ方」

第17回 28mmの使い方(入門むけ
第18回 28mmの使い方(実践むけ

最終更新(2019/07/12)

・第18回 28mmの使い方(実践むけ の紹介記事に作例を追加いたしました。


※ここでの紹介内容は、セオリーでない場合があります。必要に応じて他媒体も参照することをお勧めします。

また、「これを取り上げてほしい」といった事も募集しています。TwitterDMでもコメント欄でも結構ですので、お気軽にお知らせくださいませ。


  1. 2017/07/29(土) 19:10:50|
  2. べんりなもくじ
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【写真の効能書き】 第5回 絞りと被写界深度


あれから少し悩んでから、思いつきで進めようかということでだいたい固まりました。

第4回までは撮影後のプロセスが殆どでしたので、ここからは撮影の内容もどんどん踏んでいきたいと思います。もしここから先、取り上げる知識が必要と感じたらぜひ押さえていただき、どっちでもいいかと思われた場合は、「そういえばこんなことやってたな」程度に見ていただけたら幸いでございます。



第5回は絞りと被写界深度について取り上げたいと思います。遠慮なくいきます。

簡単にざっと申し上げますと、絞りは「F値」ともいいます。被写界深度はピントが合っている(抱えている)範囲の事をさします。


絞り(F値)は
F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22......とあります。レンズの作り上、F2.8から始まるものやF4からスタートし、F32まであるものまでこの数字の範囲は多様にあります。皆様のお手持ちのレンズでまずはいじってみてください。

レンズによって様々でございますが、型番にある若い数字は解放絞りのF値になります。「解放」や「絞り解放」と呼んだりします。現在は1/2、1/3刻みでF値を細かく設定できる機種が多数あります。上の数字が代表的な値ですので覚えておいて損はありません。


F値で表している数字は光を遮断する塩梅をさします。つまり、数字が大きければどんどん暗く、小さければ明るくなります。後日詳しく取り上げますのでまずはここまで。





絞りを弄るとどうなるか、作例を見てみましょう。

_DSC9318-514.jpg
FXフォーマットのD700に50mm F1.4を付け、ピントの位置からは2m(レンズの距離指標による)離れて撮影しています。

1コマ目は絞り解放のF1.4です。ピント位置を除いて奥がぼやけています。


_DSC9325-516.jpg
2コマ目はその場から動かず、そのまま絞ってF16です。今度は奥の駅看板や緑のディテールがよく見えます。



F値が小さい数字であればピントがあっている範囲は せまく

逆に、F値が大きければピントの来ている範囲は ひろく なります




ついでに・・・
_DSC9321-556.jpg
条件を変えずに絞りだけ変えたものをもう一つ、だいたい中間のF5.6の作例です。上の作例と見比べてみてください。

これがいわゆる、「被写界深度」です。「ぼけ量」なんて呼んだりもします。「被写界深度」は焦点距離やピント位置までの距離でかなり変わります。
また、今回はピントの後ろに来る「後ぼけ」で終わってしまいますが、ピント位置の手前にくる「前ぼけ」もあります。またどこかでご紹介できたらとおもいます。




今回のまとめ
奥行きをすこし観察してみましょう。




またネタができ次第進めます...
  1. 2017/07/27(木) 12:03:19|
  2. 写真の効能書き
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プロフィール

放問者

Author:放問者
御アクセスありがとうございます。

鉄道撮影と駅訪問を主体に活動中です。
今日も、きっとどこかの線路脇にいます。

レンズの作例は、
カテゴリ内の『INDEX』からどうぞ!!

Party now(2020/06/19)
Body
・D850 × MB-D18
・D700 × MB-D10
・D7100
・F2 Eyelevel(black)
・F-501

・Konishiroku Pearl II
・LUMIX DMC-GF1


Lens
・GN Auto NIKKOR·C 45mm F2.8
・NIKKOR H Auto 50mm F2
・NIKKOR P・C Auto 105mm F2.5

・Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D(借入中)



・AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR
・Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED〈NEW〉
・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
・Ai-S Zoom-Nikkor 80-200mm F4
・SIGMA 120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports

・LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
・M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
・COSMICAR TELEVISION LENS 25mm F1.4
・Industar61 52mm F2.8

Scanner
・EPSON GT-X830

Lens testing 2

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