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酒々井の夜明け

多様なレンズを通して鉄道を見つめるNikon持ちのブログ 

レンズの話題 113本目 【M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8】


大人しくはしています。







_DSC7054-3400.jpg

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8です。GF1でレビューしていきます。

データはすべてsRGB。無記載は5000K~5200Kで撮影しています。





P1130687-501.jpg
F5.6時の画面からいきましょう。遠景で選択肢のうちに入るエッジがでます。

P1130695-501.jpg
こちらは最小のF22です。エッジのピークはF5.6~F8のようです。


       P1130454-501_01.jpg
1%程度の樽型収差が確認できます。


P1130598-501.jpg
開放では周辺減光があります。

P1130599-501.jpg
こちらはF4。1段絞るだけで改善します。



P1130472-501.jpg
最短撮影距離の0.2mに近い画面です。

M4/3のフォーマットにつき、この焦点距離でのぼけは寄らないと大きくつくれません。


P1130513-501.jpg
F4時の画面です。逆光でもコーティングのためかヌケの良い絵です。


       P1130539-601.jpg
ゴーストは出るものかと、開放で無理やり出してみました。この程度なら気になりません。


P1130482-501.jpg
35判に直すと34mmになるレンズです。引きが得られます。

車輌が通れる道より。



P1130800-501.jpg
こちらだけWBはオートで設定しました。パースは付きませんが抱えを確保できます。




感想に入ります。



★雑感

 描写に関しては満足度は得られるものと思います。レンズの薄さに対して特段なにか犠牲にしているようなものはなく、バランスがとられています。
唯一、気にしたのはAFでの合焦にすこし間に余裕があるとストレスフリーになれるところです。急ぎたいのであればこれを使わず足の速いメインを使えばいいのです。


 メイン機で補えない範囲をカバーすべく起用しました。実際のところ、カメラを出す行為すら億劫になる場面でも易々と取り出せる点は大きなスチル機より優れています。

GF1の小ささといい気分転換になる組み合わせ。そこまで気にしなくていいので、大きな写真機に疲れた方にとってはちょうどよく出任せで楽しめました。


★持ち方考察

レンズの自重がない分、また、GF1の構造上持ち方に自由度がある。実用性は皆さまの発想と現場で補填されます。

       1967-501.jpg
オーソドックスに左手もちで人差し指シャッター (自撮りむき)

       1963-501.jpg
右手でがっしり掴んで親指でシャッター (ノーファインダーで身を乗り出せない場面など)

       1961-501.jpg
縦構図(このまま逆さでもってノーファインダーも)


最後にちょっと諸元
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
最短:0.2m
絞り開放:F2.8
レンズ構成:4郡6枚
絞りばね枚数:5枚(円形)





↓メーカーのページはこちら↓
https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/mlens/17_28/


INDEXページはこちら↓
http://untenteisya.blog.fc2.com/blog-category-22.html


最終更新 2020/05/15



※取材(データ撮り)に関して
超望遠運用時の絶対安全圏(自身を中心における半径2・3mにおいて双方の危険が迫った場合は撮影の中止を目安とする範囲)の設定を事情に対して応用し、それに該当する人の密度が確認される場所においてはマスクの着用を徹底。よほどの事案でない限り人との会話は回避。
移動範囲は乗り慣れている範囲の鉄道路線を使用。休日の空気輸送に近い混雑率を逆手に取り、かつ、乗車密度の極めて少ない時間帯と列車を経験測から割り出して行程を設定(実際に1両あたり多くても15人程度しか乗車人員がなかった)し、厳密な撮影タイムスケジュールを構築しました。

屋外での行動上、昨今の事情を踏まえ厳に考慮し今回の撮影を敢行いたしました。


  1. 2020/04/27(月) 23:11:23|
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レンズの話題 112本目 【Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D】


呆れるほどやることがありません。





D7X_0238-501.jpg
Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8Dです。

お借りして使わせていただいたので今回とりあげます。






_D7X1184-501.jpg
最短撮影距離(0.314m 1:1)で絞り込んだものです。F値はなんとF57。

接写は詳しい事情が「露出倍数」しか知らないため、露出計の出た目を見ながら、レビューに適した露出を選びました。



_D7X1188-501.jpg
F22


_D7X1189-501.jpg
F11


_D7X1192-501.jpg
F5(最大絞り)

D700で、4コマ同じものをF値を変えて撮影しました。最大絞りのF5では周辺減光が確認できます。





_DSC9504-501_01.jpg
ここから下はD850での作例です。

F2.8の開放にて。距離は2m弱だったと思います。


       _DSC0078-501.jpg
高い建物からF11。 ガラス越しでありますが、キレのあるエッジとコントラストです。

撮影時、「正体をここでみせるか」と感じました。


_DSC3605-500.jpg
絞りを開けた撮影でもメインが引き立てられます

撮影倍率が上がる関係で最大絞りがF3.5


_DSC3643-501_2020040122372804d.jpg
F5.6時。密度のある遠景のシーンです。

あえて左下、右下に情報を入れて試してみました。流れが解消しています。



img035-501_20200401223728839.jpg
Film:RVP50(+1)  GT-X830

F2で撮影したものです。0.34m付近で、最大絞りで撮影しています。




感想に入ります。


テイストはエッジが強くたたないAiAF系統でよくあるタイプの絵です。レンズが変に先走らないので接写のほか、遠景や普段使いでも多くのシーンで楽しめます。

マイクロニッコールと来て想像は出来ていましたが、F値ごとでコントラスト、シャープネスの大きな変化は確認した限りでありません。周辺減光はあります。


マクロに限らず、実力のある玉です。中望遠域の単焦点レンズでベンチマークにもよさそうです。


しかしあまりにも感想が出ませんでした。


メーカーのページはこちら↓
https://www.nikon-image.com/products/nikkor/fmount/ai_af_micro_nikkor_105mm_f28d/



最後にちょっと諸元
Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D
最短:0.314m(1:1) 0.5m~0.45mの間(1:3付近)にフォーカスリミッターあり
絞り開放:F2.8(撮影距離が短くなるに従いF値の数字が増える)
レンズ構成:8郡9枚
絞りばね枚数:7枚

最終更新 2020/04/04

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↓「続きを読む」からは同一のシーンによる『F値ごとの変化』がご覧いただけます

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  1. 2020/04/03(金) 22:27:29|
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レンズの話題 111本目 【NIKKOR-S・C Auto 55mm F1.2】


レンズのレビュー順が前後しております。記事の纏めやすさから1本が踊り出ました。










_DCC2993-501.jpg
NIKKOR-S・C Auto 55mm F1.2です。

D850でお椀のフタをとるように見ていきます。



_DSC4834-501.jpg
まずは開放での画面。標準系の域でありながら、浅い被写界深度で遠近比を作っています。


_DSC2572-501.jpg
絞ったF5.6です。四隅までくまなく解像します。


_DSC4805-501.jpg
こちらはF8



       _DSC4977-501.jpg
3つ続けていきましょう。 開放のF1.2

       _DSC4978-501.jpg
F2
中心のみ解像していき、周辺減光がすこし解消します。

       _DSC4982-501.jpg
F2.8
四隅を除いて解像。減光もさらに減ります。



_DSC4802-501_01.jpg
こちらは開放で最短付近まで寄ったもの。


_DSC4807-501.jpg
こんどは逆光のシーン。F1.2

_DSC4806-501.jpg
こちらはF5.6。F値によって出方が変わります。


_DSC6548-501.jpg
F5.6より先へ絞り込むと安定の絵を吐き出します


_DSC4993-501.jpg
被写界深度の取り扱いで望遠レンズのように見せることもできます。

大体「スタンダード」で作る中、このカットだけピクチャーコントロールは「ビビッド」です。

_DSC9406-501.jpg
思い付きでどんどん使っていくと楽しいレンズです。






感想へ行きます。

満足度が高い玉です。何もないように見えてコンテンツ力があります。

50mm F1.4よりも強くクセがあり、そのために広角から望遠まで知識をフルで使います。
どこまで握り、掴み、引き離し、押し込み、距離をとり、、、圧縮と引き(パース)の関係が判らないと収差に目が行きがちになり、これを使う意味が解らなくなってきます。

体感で構いません。『どのF値がどの効果を作り、どれが有用で、目的に近づけるのは何か』


若いF値では崩せて、絞り込めば固められる玉というわかりやすい部類で、それ以上のものは難解な通り道から見つかります。そもそも、節理がわからない場合は不良品と勘違いしても不思議はありません。

F値ごとの傾向は
   F1.2:中心すらエッジが出ない
   F1.4:中心がごく僅かに解像する傾向がある
    F2:中心の解像が確認できる
   F2.8:四隅を除いて解像力が向上する。
    F4:周辺減光がさらに減少する。ごく四隅を除いて解像
F5.6~F8:エッジのピーク?
F11以降:ピークの外で絵は安定するもののエッジが少しなくなる印象


要約すれば難しいのです。

また、購入からしばらく経ち、インプレッションが使い込んでいくうちに霞んで見えた点も今回は敗因と考えております。

Ai NIKKOR 55/1.2から規格2本目。前回の玉は容赦のない堅さで、本レンズはしなやかで固い玉でした。


最後にちょっと諸元
NIKKOR-S・C Auto 55mm F1.2
最短:0.6m
絞り開放:F1.2
レンズ構成:5郡7枚
絞りばね枚数:7枚


最終更新 2020/04/04


INDEXページはこちら↓
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↓「続きを読む」からは同一の被写体による『F値ごとの変化』がご覧いただけます

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  1. 2020/03/21(土) 23:09:41|
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レンズの話題 110本目 【Ai AF Nikkor 300mm F2.8S(IF)〈NEW〉】


2020年1発目 満を持して。



_DCC3380-601_01.jpg

Ai AF Nikkor 300mm F2.8S(IF)〈NEW〉 です。1年前に購入した超望遠レンズになります。





_DSC5187-501_01.jpg
まずはD4で撮影したものから。

1段絞ったF4時の画面。引きでも浅い被写界深度が目立ちます。


       _DSC9821-501.jpg
絞り開放、手前ぼけの画面です。ピント位置からは60m~70m程度の距離とおもいます。


_DSC9836-501_01_20200121221254299.jpg
10mもないピント位置より。F2.8

_DSC9835-501_01.jpg
こちらはF4です。


_DSC9691-501_01.jpg
密集している場所での近寄った絵は苦手のようです。


_DSC2259-501.jpg
4コマ続けていきます。F2.8

_DSC2258-501.jpg
F4

_DSC2257-501.jpg
F5.6

_DSC2261-501_20200122104606b30.jpg
F11
これの前後が描写のピークのように思えます。

開放より遠慮なく使える頼もしい描写です。光量落ちも含めると安定はF5.6まで絞ると安心できます。





_DSC8424-501.jpg
ここから下はD850でのレビューです。

F5.6時。京急の赤い塗装と線を惜しみなく描いています。


_DSC2916-501_01.jpg
F7.1。ステンレス車でもう1カット。


_DSC6334-501.jpg
F値の効果で雨の日でも1/8000secがISO8000で賄えます。


_DSC2565-501.jpg
F2.8開放で、強い光源でのシーン。
初めて見るタイプのハレーション、ゴーストです。

_DSC7655-501.jpg
光源を直撃で入れずに逆光向きでの撮影シーン。F4で5000Kです。


_DSC8278-501_2020012212385032f.jpg
300mmはF値をつかいながら、「手前」と「奥」を多く抱えることができます。ほかの超望遠レンズにない特徴です。




▼感想へ入ります


★ファーストインプレ・持ったフィーリングなど

 未レビューや味見も含めれば本レンズは6本目のサンニッパになります。絞りリングを備え、銀塩機から最新のデジタル機まで、Fマウントであれば機体を選ばない貴重なモデルです。

扱い慣れてしまったところもございますが、持った感触は「スッと持てるスタンダードな重さ」です。手持ちでまずこれが重たいと感じてしまうのならば、少し慣らし運転をしながら鍛える必要性が出てまいります。

購入してすぐ、D4とのマッチングでのファーストインプレは「きついなこの玉、ニューニッコールかよ」で、極度のコントラストの出迎えが印象でした。とにかくねじ伏せてくるような色使い。被写体を選ぶタイプかもしれないと思いました。
D850とでは解像力でなにか気にしたことは現在ではなく、夜間のほか、常用感度内のISO64で日中から浅い被写界深度を多用するなど、開放から容赦なく使っています。

 AFの信ぴょう性は確保がなされ昼行であれば概ね拾ってくれます。
さすがに0.5秒以下の早さや、夜間の素早い対応が求められる動体、本命で使うかどうしようか迷った場合など、少しでも躊躇いがある場合は使わずに置きピンも確実に視野です。これは幾度も試運転をし、レンズとの信用を構築しなければならない部分であります。結果を経てモノのせいにすることは叶いません。1つの選択で掛け替えのない大事なものを振り回すことになります。




★大きさ比較
 
ここで本レンズ格納時の大きさをみてみます。

_DSC7909-501.jpg
左から順に
◇ 本レンズ
Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED 〈NEW〉(フード格納時)
EF35-350mm F3.5-5.6L USMとEOS5D MarkⅡ
◇ EF28-70mm F2.8L USMとEOS-1D Mark IV

口径のあるサンニッパ系は、格納時の全長が70-200mm F2.8系統ほどの長さかすこし足が出る程度の長さになります。
太さがあるので大き目のカメラバッグで運用すると無難です。筆者はマンフロットのバンブルビー220等に詰めて運用しています。




★左手の使い様

 AFのついたサンニッパにつき、今まで取り入れなかった方法を一つこちらで取上げます。
こちらは主にAiAF80-200mm F2.8D NEWで扱っていたやり方で、右手は通常通り、左手はズームリングの操作を終えた状態で順手でレンズフード付近を持ちます。ひとまずはこの状態で先端からカメラ本体で遊びが殆どなくなります。

KIMG1408-501.jpg

画像のように先日、銃器で似たやり方で「ソードグリップ」という言葉を目にして思い出したように本レンズでも実践しました。逆手でヘリコイド付近をもつ方法よりは、ねじ込みフードのネジを薬指にかけて持つことにで左手が遊ばなくなりました。こちらが慣れれば扱いやすく、1、2度ズレたら破綻するような精度が必要な場面では、ブレを抑える効果が確認でき、集中力に変えることができました。

しかしながら弱点も抱えており、左腕を伸ばすようにして持った上、本レンズの重量を食い止めるように支えなければならない点は、長時間のホールドが少々厳しくなる事実につながります。得られる恩恵がすぐに判ったので、慣れるのは容易で早かったです。



★夜間の鉄道写真

 FXフォーマットの高感度耐性がある利点を活かし、夜間を走行する鉄道のシーンを撮影できるようになりました。特に、編成写真で扱うノウハウの延長ともなる走行シーンとなれば、ヘッドライトによる強光源の問題が出てまいります。追い打ちをかけるようにハイビームで場面に出くわす事態すらあり得ます。ハレーションを味方につけて露出を半段稼ぐ作戦を試みたり、面を避けてミドルレンジに切り替えて振ってみたり、欲に対しては壁を越えていくような行為とも考えます。

しかし、運用、時間帯、被写体の特徴を鑑みたとき、避けて通れない場合もあります。時刻は迫る中、撮り手が持つのは今あるだけの力とリソースがロクな武器になります。


_D7X9587-501_02.jpg
F2.8(開放時)


_D7X9650-501.jpg
F3.2(開放から0.3EV絞り込んだもの)
※どちらもD700 ホワイトバランスは2コマとも 4450K マゼンタ+1.5段


_DSC2836-501.jpg
F2.8(開放)

_DSC2839-501.jpg
F4(開放から1段)
※どちらもD850 同じ列車で3900K マゼンタ+2段

左下の、光源が当たっているバラスト付近に注目です。F値だけを動かしたので露出1段分の差がでています。



AiAF-Sサンニッパや、シグマのサンニッパを運用していた2013年度では理屈がまずわからず、何年かにわたりちょくちょく使わせていただいたAi-Sサンニッパでは絞りリングによる1段刻みでこれに触れる機会はありません。

今回はここが最大の気づきで、筆者としても「何故いままでこれに気づけなかったのだ」と少々どころか落ち込みました。これでは機体とレンズに命が預けられません。

次への大きな布石が見つかったようにも思います。



      KIMG1620-502.jpg
重心は極端ではありませんが、足下に立てて置く際は目を離さないように注意です。




最後にちょっと諸元
Ai AF Nikkor 300mm F2.8S(IF)〈NEW〉
最短:3m(フォーカスリミッター付)
絞り開放:F2.8
レンズ構成:6郡8枚(保護ガラス1枚)
絞りばね枚数:9枚
レンズフード:HE-6
フィルター径:39mm(内蔵式)
重量(g):2700g

情報の一部は、 双葉社 季刊クラシックカメラ特別号ニコンF100+ニッコールレンズ  1999年10月06日発行 による


INDEXページはこちら↓
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最終更新 2020/02/15



  1. 2020/01/22(水) 22:58:59|
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レンズの話題 109本目 【EF35-350mm F3.5-5.6L USM】


実は当記事でブログを開設してから1,000件目の記事になります。

約5か月ぶりに更新いたします。














_DSC7929-501.jpg
EF35-350mm F3.5-5.6L USM です。

本体も持ち主のEOS5D MarkⅡでレビューしていきます。WBは5000Kに統一し、色空間はAdobeRGBです。
8時間程度の試用時間で拾っていきます。




_MG_9125-501.jpg
まずは4コマ続けてカバーするズームレンジをみてみます。絞りはF5.6です。
35mm時

_MG_9131-501.jpg
100mm時

_MG_9136-501.jpg
300mm時


_MG_9137-501.jpg
350mm時 ここまでを1本で賄えます。




       _MG_9330-501.jpg
95mm付近 F5.6で前ぼけ


_MG_9369-501.jpg
こちらは開放で200mm付近。


       _MG_9361-501_02.jpg
F11で170mm付近



_MG_9423-501.jpg
幅広いズームレンジの中でもっとも最短撮影距離が短い135mm付近の作例です。

絞り開放でも目立った崩れ方をせず、エッジの柔らかさを引き立てています。


_MG_9429-501_01.jpg
こちらも開放にて。同じ場所で向きを変えた逆光時のもの。



_MG_9614-501.jpg
350mm F5.6時

_MG_9619-501.jpg
350mm F8時のぼけの様子です。

       _MG_9463-501.jpg
ワイド側35mm 開放で出るゴースト発生時の様子です。ハレーションが少ない分、そこまで嫌味とおもいませんでした。


_MG_9297-501.jpg
ワイド側は35mmにつき引きがとれます。




_MG_9699-501.jpg






       _MG_9702-501.jpg


_MG_9705-501_01.jpg


_MG_9711-501_01.jpg


_MG_9712-501.jpg

5コマ続けてご覧いただきました。
この間、一切のレンズ交換を致しておらず、使用した本体も5D MarkⅡの1台のみです。



そろそろ所見に入ります。



★絵に関して

やはり需要が需要で「報道用」が適当と感じます。媒体もA4前後の大きさでアウトプットが目に見えており、それに対して必要なものだけをクリアさせた印象。つまりは、AiAF24-120/3.5-5.6Dの時と同じく、「一定の距離を離して作例を見てください」です。

その事情を鑑みて、描写の安定はF5.6~F11で作るとよさそうに思えます。




★指標・表示あれこれ

_DSC7931-501.jpg
画面上ハシの「SMOOTH-TIGHT」はズームロック機構(アジャストリング)になります。ヘリコイドと一体で当該箇所の他は固定して調整をします。

ロックの加減はかなりの自由度があり、時計回しにTIGHTへ回せば任意で固定ができ、SMOOTHへ回せば速やかにズームレンジを買えることが出来ます。主にロック側の締め具合に慣れるとお好みの重さにできて好適です。

指標は焦点距離のほかに、
「撮影倍率(左)」
「最短撮影距離(右) 」があります。





★高倍率でできるシークエンス


ここが最大級の強みでもあります。

本レンズではレンズ換装なく大変広いズームレンジを1本でカバーします。
スチル1台、手持ちの場合、小玉どうしの交換でも3秒弱は見積もって被写体から目を離して交換をしなければなりません。ここを省略できるのです。

直進式ズームとしてもメリットがここであり、まずは別の玉では主流であるズームリングを回すよりも、本レンズの場合は押しこめば即座にテレ側へ持っていけるところ。また、「SMOOTH-TIGHT」のアジャストリングで固定の度合いは調整できますので、さらなる速写に貢献してくれます。目測で焦点距離の使用を見ながら、最初からファインダーを覗きながら画面の構築、どちらでも素早い動きをとれます。


35mm側の格納時は、本体込みで約50cmほどの物陰があれば収まることが出来、そこから一気に350mmまでの任意位置までズーム、撮影後は速やかに35mm側へ格納して物陰へしまう。という算段も可能です。

都電の最後尾にある運賃箱脇のスペースにて、入口ドア(列車の都合上、終着の電停まで扱わない)を背もたれとし、そこから格納状態でおさめ、欲しい時に展開することが可能であることを確認しました。


Nikonのズームリングで多い「時計回し」で慣れているために、前へ押しこんで伸ばすタイプの直進式ズームは扱いやすく、大変な好印象でした。




★本体依存のパワー重視
即応という点ではなるべく高性能な機体がベストと持ち主から伺いました。ここまでのポテンシャルはAFや高感度でまた変化がありそうです。

持ち主から後日、話を伺うと電池の減りが他の玉で回した時よりも少し多かったとのこと。



・・・ ・・・ ・・・

全ては撮り手の考えと運用のしかたにポテンシャルが見え隠れする1本でありました。


最後にちょっと諸元
EF35-350mm F3.5-5.6L USM
最短:0.6m(画像参照)
絞り開放:F3.5-5.6
レンズ構成:15郡21枚
絞りばね枚数:8枚


最後に
今回は、フォロワーのがくにゃん氏(@GAKU_NN)のご厚意で、なんとか記事まで無事たどり着きました。ありがとうございました。




メーカーのページはこちら↓
https://global.canon/ja/c-museum/product/ef315.html




INDEXページはこちら↓
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最終更新 2019/11/12




  1. 2019/11/11(月) 14:32:39|
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プロフィール

放問者

Author:放問者
御アクセスありがとうございます。

鉄道撮影と駅訪問を主体に活動中です。
今日も、きっとどこかの線路脇にいます。

レンズの作例は、
カテゴリ内の『INDEX』からどうぞ!!

Party now(2020/04/17)
Body
・D850 × MB-D18
・D700 × MB-D10
・D7100
・F2 Eyelevel(black)
・F-501

・Konishiroku Pearl II
・LUMIX DMC-GF1


Lens
・GN Auto NIKKOR·C 45mm F2.8
・NIKKOR H Auto 50mm F2
・NIKKOR-S・C Auto 55mm F1.2
・NIKKOR P・C Auto 105mm F2.5
・Ai AF Nikkor 300mm F2.8S(IF)〈NEW〉

・Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D(借入中)



・AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR
・Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F2.8D ED〈NEW〉
・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
・Ai-S Zoom-Nikkor 80-200mm F4

・LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
・M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
・COSMICAR TELEVISION LENS 25mm F1.4
・Industar61 52mm F2.8

Scanner
・EPSON GT-X830

Lens testing 1

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ID:@untenteisya_

ブログ内の画像の転載は認めておりません。

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