
2回目となります今回とりあげる銘柄は「フジカラー 記録用カラーフィルム」です。
名前が凝っているため、「記録用カラー」と省略して筆者は呼ぶことがあります。

Nikon F2 GN Auto NIKKOR·C 45mm F2.8 ※ここから下3つ共通
露出の変化によるカラーバランスの変わり方から見てみましょう。こちらは少しオーバー目

適正付近から1段程度アンダー

こちらはその中間

Nikon F2 Ai-S Nikkor 50mm F1.4
蛍光灯下での作例です。ISO100のフィルムにつき感度が低いので
F値の若い明るいレンズを忘れずに携行しましょう。
以下は撮り貯めた分の作例です。

CONTAX 137MA Yashica ML 50mm F2

Minolta X-700 NewMD ZOOM 35-70mm F3.5 MACRO

Minolta X-700 NewMD ZOOM 35-70mm F3.5 MACRO

Minolta XD-S MD ROKKOR 50mm F1.4

Nicca 3F Industar61 52mm F2.8

KONICA S (Hexanon 48mm F2)

Nikon S NIKKOR S・C 5cm F1.4

Nikon S NIKKOR S・C 5cm F1.4
所見に入ります。
フィルムの1本あたりの価格が高騰していく中で、この銘柄は一部店舗で500円前後からのコスト(24枚撮り)で入手できます。そのため、初めて銀塩カメラを買って本銘柄を通す方も多いと思います。筆者も中古カメラを入手した際はこれで光線引きがないかテストをします。
銘柄の性格としては「ネガフィルムで撮るとこうだよね」という具合の粒子とテイストです。レンズ次第で幅のある表現を手軽に味わえます。F値の明るいレンズで「ぼけ」を作りたい場合は低感度のフィルムが有利です。
また、ビギナーにありがちですが撮るのが勿体ないからとフィルム残数を渋るケースがよくあります。現像までの道のりが遠のきますのでなるべく惜しまず撮りましょう。
慣れていくと、この先でどのくらいの残数消化があり得るか見積もりもできるようになり、そこまで到達した辺りから「1枚1枚大事に撮る行為」がようやく発動できるようになります。最初のうちは、撮影時と現像上がり時までの期間を短くし、イメージをなるべく維持できるよう練習していくのがベターかと筆者は考えます。
いいと思ったら、撮るかどうしようか迷ったら即撮影。
忘れないでください。これは筆者が先輩から教わったことです。
というわけでの第2回でした。まだ試し段階なので、もっと煮詰めたいと思います。
最終更新 2019/10/04
- 2019/10/04(金) 12:20:34|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
きっかけはTwitterから。新たに試していく新企画です。

今回は「フジカラー SUPERIA Venus 800」を扱います。
F2をここでは起用です。データ化には持ちまわりのスキャナーであるEPSON GT-X830をつかいます。
何をするかといいますと、
実際に新規でフィルムを1本通し、傾向を見ながらどういうフィルムなのか探る企画になります。

・TAMRON 02B(28mm F2.5)
ISO800のフィルムということで、晴天かつ日中の絞りは強気のF11・F16が使えます。
シャッタースピードに転嫁させることもできます。

・TAMRON 02B(28mm F2.5)

・TAMRON 02B(28mm F2.5)
限られた光源でも手ぶれを減らすことが出来ます。この2カットは1/125secで切っています。

・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
F値は11固定で1/500sec。恐らくこの辺りが適正露出と思われます。

・Ai-S Zoom-Nikkor 35-70mm F3.5
こちらは1/2000sec。
カラーネガフィルムは露出の過不足をラチチュードでカバーできるのに併せ、露出ワークで若干のカラーバランスを動かすことが出来ます。

・NIKKOR P・C Auto 105mm F2.5

・NIKKOR P・C Auto 105mm F2.5
アンダー目に寄せるとマゼンタ方面、オーバー目に寄せると黄・グリーンの方向へ寄るようです。

TAMRON 23A(SP60-300mm F3.8-5.4)
一番最初にNewFM2へ詰めた2011年冬のネガから。当時の解釈としてもいわゆる定番の使い方をしていました。
所見といきます。
段取りが手探りにつき、チュートリアル的な紹介となってしまいました。フィルム機は今も細々と使い続けているものの銘柄の特性曲線だのすべてを暴こうだのは考えておりません。
ほしいシーンに適当な銘柄は果たして何なのか、自分の頭の引き出しを増やす目的も兼ね未だ銀塩を嗜んでおります。
さてVenus 800の傾向でありますが、誇張がない大変シンプルなものと感じました。1段アンダー程度でマゼンタに寄るため色抜きも考慮したうえで半段程度オーバーで露出を組むと良好なバランスで出ます。
他の強いての特徴は販売終了が近いという点です。2019年6月に供給元の富士フイルムからアナウンスがあり、販売終了は今年いっぱいを出荷終了時期としています。
・・・
自分なりのアウトプットと、2011年からのノウハウをつかって展開していこうと思うこの企画。続けるかはちょっと考えます。
- 2019/08/10(土) 22:46:21|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
大学へ行くかたわら、西武に顔を出しました。
今月末のダイヤ改正で、快速急行やら拝島快速やらの種別が消滅するということで、足を運んだ次第です。
今回はお手頃な都立家政~野方を選択しました。

私鉄で前パンは初体験です。新金線でのノウハウが応用できます。

コントラストとWBをいじって脱却できない何かをつくってみたり…
ベタですがね…
西武はよく詰まるようですね。小江戸号が低速で来てくれました。

本命の快速急行です。幕車の2000系が来てくれました。
滞在時間は1時間程度だったので、この後は急いで小田急の快速急行と赤丸急行で大学へ向かいました。
- 2012/06/13(水) 17:33:22|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
本日からブログをはじめていきます。
主に鉄道写真を投稿していきますが、撮影に役に立ちそうなことも載せていこうと思います。
- 2011/12/03(土) 20:46:44|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0